「広島女性NPOセンター未来」からの来客

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今日は午前中に、生涯学習センター自遊塾講師の集まりがあって、
今月末に配布されるパンフレットの内容確認と、市民講師の顔合わせ、
これから先のスケジュールなどを、確認しに行ってきました。
富山県のこうした市民講座活動は、もう13年目になるとのことで、
すでに何年も講師をされている、ベテランが大勢いらっしゃいます。
塾長の松本さんのお話にもありましたが、今後はそうした人たちとも、
横の繋がりを深めていくことで、自分の活動も広められる気がします。

そんなことを考えながら、午後はNプロジェクト「ひと・みち・まち」で、
広島から素敵なゲストを迎えての、意見交換会「楽集会」があると聞いて、
こちらもなんとか顔を出して、皆さんの意見を聞いてきました。
僕自身は健康状態も微妙なところなので、ゆっくりしていたいのですが、
どこかへ顔を出すたびに仕事が増えて、また自分の首を絞めてしまう。
このジレンマから抜け出すために、たとえ不真面目な人間と思われようと、
無責任な人間と思われようと、引き受けごとを増やさないつもりでいる。
それでもまた、家に帰ってやることが増えてしまって眠れませんが・・・

さてこの広島からのゲストは、「広島女性NPOセンター未来」理事長で、
乳癌の早期発見・治療を目指す「ピンクリボンキャンペーン」もされている、
井上佐智子とおっしゃる、パワフルで魅力的で発想豊かな女性でした。
広島県の宮島町役場に勤務して、企画調整、高齢者福祉、母子保健、税務、
青少年育成、議事会事務局など、特に福祉関係で業績を残され、
広島県議や廿日市市議に立候補されて、市議会議員の経験もある方です。
この「ひろしま女性NPOセンター未来」を詳しく知りたい方は、
こちら(↓)から覗いてみてください。
http://npomirai.hp.infoseek.co.jp/

僕は彼女の話の中で、行政との共催のやり方が面白いと思いました。
普通何かのイベントを行政と一緒にやろうとしても、予算の問題があって、
NPOや市民団体とは、後援ならするけど共催はしないのが行政です。
そこで井上さんは、お金は出さなくていいから広報などを協力してもらい、
それをもって共催にすることで、企業や参加者の信頼を得るのです。
そしてこの信頼があるから、企業からの協賛金なども受けやすくなる。
なるほど、常識に縛られずに工夫して事を実現するって、こういう事ですね。

考えてみれば、僕が生涯学習センターで講座を開いてみようと思ったのも、
自遊塾に登録した講座であれば、富山県内にくまなく情報が行き渡るので、
その広報力を使って、多くの人に「新しい時代」を考えてもらいたい!
そんな気持ちから、こうして一年間もリーダー養成講座を受けたのです。
僕がもしも井上さんのように、行政の内部との繋がりがあれば、
そうした方面から何か手法を探ったかもしれませんし、なければないで、
生涯学習センターのように行政とのパイプがあるものを利用する手もある。
結局は、いかに工夫して方法を探り、実現を目指していくかってことですね。

初めて顔を見る人も含めて、老若15人ほどの参加者でしたが、
男は僕がひとりだけだったのは、なんだかもの足りない気もしました。
それでも活発に多くの意見が出て、具体的な楽しい企画が大切だって事で、
参加して楽しい企画を実現していくことの、大切さを確認しました。
これって「まみあな」活動で目指していたこと、そのままなんですよね!
まみあなでは毎月いくつもの企画を実現しながら、生活を見直して、
二人のスタッフが、月6万と8万の収入を得て、それで黒字だったのだから、
NPOの有給による運営も、けっして出来ないことではないと思うのです。


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