防衛省の魔力?

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夜の闇の中で、小さな清徳丸に、
自分より1000倍以上重いものが、
突然のしかかってきた恐怖は、どのようなものか?

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 国民の血税を秘密裏にわけあって湯水のように使い、
 個人情報保護やら思いやりやら美辞麗句を並べ立てて、
 自分たちの落ち度だけは強靱な規律をもって隠し通す。
 ザル予算どころか無いに等しい適正価格の武器発注で、
 仲間内だけはボロ儲けを山分けするエリート集団。

 こんな人の屯する役所は伏魔殿と呼ばれたりもする。
 その伏魔省から送り出された最新鋭の巨大な軍艦は、
 はるか遠洋で味方のミサイルを撃ち落として意気揚々。
 帰りの航路は怖いものなしの自動操縦で一直線に帰還。
 そこのけそこのけ世界最強のお通りだと突き進んだ。

 一億二億の予算が取れなくて医療福祉に泣く人尻目に、
 一兆二兆のミサイル発射も高いと思わない魔人たちは、
 既得利権には近寄らしめずその不都合は知らしめず、
 さあ我等こそは駆け付け参戦をしても戦い抜くぞと、
 常に堂々と胸を張って集めた予算は使いきる覚悟。

 誰にも我らを邪魔だてさせてなるものかと誇り高く、
 道を空けない庶民の漁船は無礼者とばかり一刀両断。
 船舶法に従って進路を変えるつもりなどまったく無い。
 食い物の人民には無能な政治家をあてがっておいて、
 魔の一族はまた闇に伏して次の出番に備えるのか?
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上記文章は、今のところフィクションのはずです。
僕は自分でも、小型船舶一級の免許を持っているので、
海のシーマン・シップは、命懸けで守るものと思っている。
横浜のシーマンズ・クラブで教わった、海の男の誇りです。
いくら巨大な軍艦であろうと、海賊ではないのだから、
海の男として、守るべき誇りは大きいはずだと信じています。
間違っても、何かの都合で真実を誤魔化すようなことだけは、
命を賭けてでもやって欲しくはない、そう思っています。

防衛省は、まず自らの内に潜む「魔」を打ち負かし、
その後に環境防衛省となって、地球を守って欲しい。
そんなことを思いながら、TVニュースを見ています。



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