モニター会議

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昨日は、富山県選出の国会議員と意見交換をする、
大切な「国会ネット」の日だったのですが、
同じ時刻に、チューリップTVモニター会議があって、
テレビ局に意見を伝えられる、貴重な日でしたので、
「国会ネット」は、他のスタッフにお任せして、
僕はモニター会議の方に出席させていただきました。

チューリップTVからは、編成局長以下3人が出席、
モニターメンバーは、僕を入れて6人が出席。
男女3人ずつで、年代もしっかりばらけていました。
そして一人ずつ順番に、自分の生活や考え方を話して、
まあ、簡単な親睦会状態で、1時間以上を過ごし、
そのあとスタジオで、昼のニュース本番を見学。

実際のニュース原稿が、少しでも読みやすく、
句読点から改行位置、原稿一枚の文字量体裁まで、
計算されて出来上がっていたのが印象的でした。
しかしながら、自局制作番組がとても少なくて、
ローカル・ニュース以外は、数えるほどしかない。

わかっていたことではあるのですが、残念なので、
深夜の時間帯などを利用してでも、もっと自局による、
ローカルな番組を増やして欲しいと要望しました。
市民活動の紹介など、今までとは違う視点も欲しいし、
県内の問題などを、徹底討論する番組もいいと思う。
ニュースだけでは、内容を掘り下げられませんからね。

そんな話しを、けっこう熱心に話していたら、
編成局長が、以前は青森で報道番組を制作していて、
六ヶ所村再処理工場建設に関するドキュメンタリーを、
番組制作したこともあると、話していただけました。
その時悩んだのが、視点をどこに置いて番組を作るか?

ある一つに視点、国策なら国策だけの視点ではなく、
必ず違う視点、たとえば疑問を持って見る視点などを、
同時にわかるように、番組を作って欲しいのですと、
もしかしたらここで、一番伝えたいことが言えた気もする。
公共放送としてのTV局が担う役割の中で、大切なのは、
官報ではないのだから、批判精神を持つことのはずです。

マスコミが担う、ジャーナリズムや報道の自由とは、
声なき社会的弱者の声を、代弁するもののはずなのです。


今日の写真は、アカヒメジの群です。