年末の餅つき

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自然農仲間3人が1台の車の乗り合わせて、八尾の大玉生へ餅つきの手伝いに行きました。
と言っても僕は、今年は古代米以外の餅米は作らなかったので、自分の餅はつきません。
石黒家の餅つきを手伝って、つきたてのお餅をお腹一杯食べに行くのが目的でしたが、
ついでに泊まりがけで飲もうということになり、そんな女性を二人同行して行きました。
こうした機会でもないと、外で仲間とお酒を飲むことも、すっかりなくなりましたからね。

と言うわけで、餅つきの手伝いに行ったはずなのに、僕は餅つきの出番なしでした。
なにしろ10代~30代のつき手が何人もいて、そのパワーたるや驚くべきものでして、
もともと非力な僕なんかが、チカラ作業で手伝う出番なんか、まったくなかったのです。

なかでも石黒家の次男三男は驚異的で、全部で30臼ほどついた餅の半分以上は、
この二人で、手返しから全部やってしまったのですが、そのつき方も半端じゃない。
途中で一度か二度モチをひっくり返す時以外は、まったく休まず同じペースでつき終える。
まるでマシーンかロボットの作業を見るようなので、僕なんか手伝う隙もないのです!

と言うわけで僕の出番は、喰う!寝る!飲む!??が中心で存在感?を示してきました。
いやはや、自然農で作った餅の、つきたてをいただくのは、幸せに美味しいのですよ♪
普通の白いお餅のほかに、黒米を混ぜたお餅、みどり米や香り米を混ぜたお餅、
それからヨモギや黒豆を入れたお餅もありますし、玄米をそのままついたお餅もある。
これを大根おろしや、納豆、エゴマ、きな粉、あずきなどにまぶしていただくのですが、
この中で僕は、玄米餅のつきたてが大好きで、エゴマでまぶしたのが美味しいのです!

朝からフル稼動の餅つきが、終わったのは4時過ぎで、もう土間は薄暗くなっていました。
最初は集まって見ていた子どもたちも、飽きると外に飛び出して遊んでいましたが、
餅つきが終わり、おもても暗くなってくると、家の中のストーブの回りに集まります。
つき上がった餅を持って帰る人もありましたが、20人ほどは残って夕食も一緒です。
大鍋にたっぷり炊き込まれたおでんを腹一杯に食べて、持っていった焼酎を飲んで、
僕はそのまま心地よくなってしまい、小一時間ほどその場で一眠りしてしまいました。

目が覚めたら、日帰りの人はほとんど帰ってしまい、それでもおしゃべりが続いています。
僕なんか普段は家にいてもしゃべる相手もいないので、ここぞとばかりみんなとしゃべる。
やがてお泊まりの3人と石黒家の家族だけになっても、話は尽きることなく続きました。
順番に五右衛門風呂に入って、いつでも寝られるように寝床を準備して、またおしゃべり。
ランプの燈火に照らされて、しゃべり終えて寝床に入ったのは、夜中の2時過ぎでした。

雨の音を聞きながら眠った翌朝は、あたり一面真っ白な雪の世界になっていました!