武器の市場価格?

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たまたま食事の準備をしながら、国会答弁を聞いていたら、
福田首相がビックリするような答弁をしていました。

防衛省の水増し請求の問題を、今後どのように改善するのか?
との答弁ではなかったかと思いますが、
「市場価格をよく調べて」とかなんとか答えているのです。
軍事ヘリコプターや戦車に、どんな市場価格があるのでしょうか?

はっきり言って、アメリカで軍事産業がチカラを持っている理由は、
湯水のようにお金を使っても、検証のしようがないからで、
その浴びるようなアブク銭を政治資金に使うから、
国民が望みもしない戦争が続いているのです。

そのような税金のザルを、日本でも拡大してきた。
その成果が、国防省の成立だったわけですから、
そこにたくさんの金食い虫が集まるのは当然なので、
水増し請求を防ぐには、詐欺的防衛政策を廃止するしかありません。

日本型ステルス開発に466億円も投じることが決まったようですが、
こうした金額を、原発の開発維持費用とあわせて、
日本の風土に合った自然エネルギーの開発促進費用に充てれば、
わざわざ軍隊を引き連れて、他国の資源を奪いに行くこともないのです。

と言っても、政府は言い訳をすることが説明責任だと思っているので、
いっそのこと、防衛省は平和省に切り替えてはいかがでしょうか?
すべての武器を農機具に替えて海外進出すれば、大歓迎されて、
常に検証不明な武器に膨大なお金をつぎ込まなくても平和が広がります。

まあ、価格の知れない武器を買いそろえて国を守れるなどと、
とんでもない妄想を持つ人たちに、こんな話は届かないでしょうが・・・