特別講座・「世界の国々」

県民カレッジ高岡地区では、志貴野高校の授業を使って、
高校生と社会人が一緒に学ぶ、特別講座が儲けられています。
去年の後期に「身近な古典」を受講して、おもしろかったので、
今年は一年を通して「世界の国々」を受講することにしました。
今日がその最初の授業で、志貴野高校へ行ってきました。

最初は教室を間違えて、英会話の実習クラスに入ってしまい、
「へぇ~、世界の国々の話だから、英語で授業か!」とまあ、
先生に指摘されるまで、まったく気付かない僕でした。(^_^;)
あわてて教室を確認し直し、少し遅れての入室となりました。
高校生と社会人が半々で、合計10人の参加者でした。

最初に配られたのは、海面上昇で沈むツバルの新聞記事で、
温暖化の話かな?と思ったら、温家宝の新聞記事も配られ、
さらにはバージニア工科大学の銃乱射事件の話になって、
結局は、アメリカとはどういう国か?というテーマでした。
テレビからの録画も参考に見て、常に最新のニュースを使い、
そこに出てくる国が、どんな国かを学んでいく授業のようです。

今日のアメリカに関する授業では、歴代大統領を見ながら、
その人たちが関わった戦争を通して、戦うアメリカを理解し、
その流れで、銃規制しないアメリカの考え方を解説されました。
アメリ憲法に「人民が武器を保持する権利」条項があることや、
国歌自体が、戦場で星条旗の元に戦う人々を鼓舞する内容なこと、
さらには、自分の生活は自分で守る歴史風土と言った話でした。

高校生からも社会人からも、内容に対する質問が出たりして、
中には「?」って質問もありましたが、おおむね活気があって、
これから一年間の参加が楽しみな授業になりそうです。
時事問題に触れながら世界を理解しようとする試みで、
単なる地理ではない授業が、なんとも僕には楽しみです!