自分に出来ること

2月上旬から花粉症の症状が始まっているけど、
今年は去年ほどひどくはならないで済んでいます。
そこで今日は、少し早めに春の畑の準備をしに行きました。
久しぶりに土に向かってスコップやクワをふるうと、
あらためて、生きることの原点に触れる気がしますね。

不都合な真実」を見るまでもなく、環境悪化は進んでいて、
これを何とかしなくては、経済も何も人類の文化自体が危機となる。
しかしながら、この国の政治家の現状ときたら、

1、返済不能な借金をさらに上乗せする国と自治体のノーテンキ。
2、後始末も出来ない原子力発電をやめることも出来ないロートル
3、戦争や破壊兵器で市民生活が守れると思っているトンチンカン。

とまあこんな感じで、とても人々の将来を任せられるとは思えません。
そこで僕は、いくつかの市民活動にコミットすることを始めて、
一方では「女性の政治参加キャンペーン」などを手伝いながら、
同時に自分で出来ることを、少しでもやっておこうと挑戦しています。

そもそも最初に自分が実践すべきこととして考えていたのは、
なんとかして、少しでも食とエネルギーの自給に近づくことで、
少なくとも地方自治レベルで実現出来れば、多くの人の生活は安定する。
そう思って、自分でも出来そうな自然農など始めたわけです。
そこで、現代ではおカネが過剰で問題を起こしていると気付くんです。

さらには、まだエネルギーを自分で生産できる手段を持たないので、
とりあえず少しでもエネルギー消費を減らす生活をしようと考え、
台所の給湯器もなるべく使わないでおこうと考えていたら、
今年は暖冬だったせいもあって、とうとう一度も使わずに春になりました。
どうも僕らは、必要でもないものを惰性で使いすぎている気がします。

実は夜になって、昼の農作業でたっぷり花粉を浴びたせいか、
喉鼻の調子は悪いし、水洟が出て頭痛もして眠れない。
明日は午前中に高岡で朗読の会があるから、早起きの予定だけど、
このままでは、また寝不足で車を運転するしかないようです。
それもまた自分に出来ることだから、感謝して出掛けますが・・・