親子で絵本を楽しも~う

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朗読の会で知り合った、「やえもん文庫」主宰の神保康子さんが、
以前から何かとお世話になっている砺波市の子育てサークル、
「親子共育ちネットワーク・アリサの会」主催の催しで講師をされた。
僕は子供がいないけど、子供に向き合うことは自分に向き合うこと、
そう思って、こうした催しはキライでないので行ってきました。

参加者はほぼ女性ばかりで、それもおかしな話だと思うけど、
富山県ではそれが当たり前のように思われているのが怖い気もします。
もっと男が子育ての場に出てくれば、女も社会参画しやすいのでは?
って言うか、年寄りの男ばかりでやっている政治って、異常でしょう。
ってなことを考えながら、子育て中のお母さん、お婆ちゃんに混ざって、
神保さんのお話と、絵本の読み語りを聞いておりました。

う~ん、やっぱりお上手ですね。とくに子供を相手にする感覚は、
大人の理屈で考えちゃいけないって事が、感覚としてよくわかるんです。
そう思って聞いていたら、ニワトリとヒヨコの話が出てきました。
これは絵本ではなくて、手袋をつかったお遊びなんですが、
ニワトリは子供に泣き方を教えようとしてコケコッコーって鳴く。
ヒヨコはそれを聞いて、ピヨピヨピヨと鳴くばかり。
子供は、大人の思う通りになんかできないってことですよね。

そんな今日のお話の中で、有名な絵本作家・石井桃子さんの展示会で、
パンフレットに書いてあった一言を紹介されたのが印象的でした。
「あなたを支えてくれるのは、子供時代の(あなた)です」
なんて素敵な言葉なんでしょうねえ。たしかにその通りだと思うんです。
子育ては大変なんでしょうが、それ以上に楽しいこともないはずです。
だって夢中で遊んだ子供の頃に、人生のすべてが含まれているんだもの、
大人になってからもう一度、それを一緒に楽しめたらステキですよ♪

写真に撮ったのは、キツネの親子の手袋遊びです。
それから、神保さんが息子さんに読み聞かせていた一番の思い出の絵本、
「せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし」
これはとても魅力的な絵本なので、詳細は(↓)こちらからどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4001105519?ie=UTF8&tag=isobehon-22