政治は生活そのものです!

このところ、さまざまな市民活動に顔を出して手伝っているうちに、
自分がなぜ「投票に行こう!」キャンペーンがイヤなのか気付きました。
投票に行っても、投票したいような選択肢が無いじゃないか!と思うと同時に、
そこで白票を出すことさえ、その選挙を認めているようでイヤなのです。
そうすると、選択肢を作るためには、自分で立候補するしかないのか?
たしかにそうした立候補はあるし、一つの選択肢にちがいないですね。

昨夜テレビを見ていたら、通称を政治(まさはる)くんとか言って、
若い世代の人たちが、地方選挙に立候補する話が紹介されていました。
それこそ就職の一つの形として、政治家を目指すというものです。
政党政治がしっかりしていた時代であれば、これは難しいでしょうが、
現代のように、野党も与党も政党自体に失望感が大きくなってしまうと、
こうした若者が地方政治の議員になる可能性は、そうとう高いと思うのです。

実は市民活動の中には「女性と政治キャンペーン」などもあって、
女性の積極的な政治参加を促しているわけですが、それならやっぱり、
自分たちの考えを広く市民に伝えるためにも、選挙に出ればいいと思うのです。
僕のように貧乏な個人ならともかく、それなりに立派な社会生活をされている、
多くの女性が参加されている市民団体であれば、供託金や多少の選挙資金は、
なんとでもなるでしょうし、実際に議員を当選させることも出来るでしょう。

キャンペーンは「政治は生活そのものです!」と訴えているわけですし、
「働き方、教育、税金の使い方、男女平等、子どもたちの未来・・・」
そうしたものを男まかせにしないで、女の声を政治の場に届ける。
これが実現すれば、すこしは生活にやさしいまちづくりだって出来るでしょう。
政治参加は選挙においてだって、ハードルを高くする必要はないのです。
もうすでに、経済効率ではない住民にやさしい行政が求められているのですから。

若い人は、多いに人生を楽しむつもりで、選挙に出ればいいと思うのです。

世の中「極楽!議員選挙マニュアル」なんて本(↓)も出ています。(^_^;)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4810372731?ie=UTF8&tag=isobehon-22