発芽は甘い香りがするね♪

先月、むちゃくちゃ忙しい日程をさいて作った苗床で、
育ちを良くしようと、カンレイシャを外すのが早すぎたのか、
せっかくの苗をほとんどどこかへ持って行かれてしまった。
周囲の様子から見て、ちゅんちゅんが食べたらしい。

そこで救世主が現れ、早稲の種籾を使ってやり直すことにした。
まずその種籾を25℃のぬるま湯に60時間浸けておき、
(温度×時間=1500になると発芽するらしい)
その発芽米を苗床に植え直してもう一度育てるのだ。

お湯の温度を一定に保つために電気カーペットを使い、
2昼夜もすると、表面から甘い香りが漂ってくる。
そして米の殻がプチッと割れてちっちゃな芽が顔を出す。
これがまた、いかにも生きていてかわいいんだよなあ!

おおかたの種籾でしっかり芽が膨らんだところで、
甘い香りの発する入れ物ごと田んぼに運んで、
苗床の表面をきれいにしてからそれを蒔いた。
一ヶ月遅れの今頃蒔いて、本当に収穫出来るのかなあ・・・