赤米対策

今日は気持ちのいい天気だったので、
畑で黒豆の収穫などをやって過ごした。
ついでに強風でばらけた稲の片付けなども、
日当たりの良い場所にブルーシートを敷いて、
のんびり日向ぼっこしながらやり終えた。
ばらけた稲の半分近くが赤米だった。

赤米は繁殖力が強いので、うっかりすると、
他品目の稲の合間にたくさん生えてくる。
多くは去年のこぼれ種なんだろうけど、
赤米のこぼれ種を無くすることは難しい。
簡単にこぼれやすい上に繁殖力が強いのだ!
そこで赤米に関する注意事項を書いておく。

(1)赤米は苗床の時点でも混ざりやすいので、
 苗床の土は赤米種の落ちていないものを選ぶ。
(2)田植えの列以外に生えてきた稲は処分する。
 これは赤米の可能性がかなり高いと思っていい。
(3)赤米を植える場所は端っこに管理する。
 両サイドには紛らわしい長粒米を植えない。
(4)稲刈りは根本から束ねて起こして刈る。
 そうしないと横に幌がった稲が挟まってこぼれる。
(5)ハサから落ちると大量に脱硫するので、
 他の稲よりも落ちないように縛って取り扱う。

このくらい注意してやれば、何とかなるだろう。
自然農では普通の米の収穫量はそう多くないので、
赤米のように繁殖力の強い古代米は本来ありがたい。
現金化するにも普通米より高く売れるので、
上手に管理して、現金収入用にすればいいだろう。