辺野古崎を望むビーチ

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名護から東回り北部行きのバスに乗って、
大浦湾に面した瀬嵩ってバス停で降りると、
すぐ近くに美しい風景のビーチがある。
沖縄には珍しい内地と同じ細かい砂で、
全体に海岸の風景そのものが内地に似ている。
砂地の遠浅でサーフィンもできる海岸だ。

古い沖縄の面影を残す穏やかな集落があって、
集落の裏道は舗装されない芝草が美しい。
その集落と国道を挟んでビーチがあり、
僕が訪れたときにもサーファーがいた。
だけどこの美しいビーチの対岸では、
また破壊兵器集団の基地が強化される話だ。

8割を超える沖縄住民の反対を受けて、
琉球政府はそれを取り締まろうとしている。
だけど米国から占領権を譲り受けた日本は、
住民の意思など関係なく取り決めをする。
このビーチの対岸に見えている辺野古崎に、
巨大な基地が増設されようとしている。

はっきり言って沖縄に軍隊はいらない。
日本に軍隊が欲しい政治家がいるなら、
その政治家の選挙区で基地を作ればいい。
そんな政治家はすぐに落選するだろう。
この美しい風景にはどんな兵器も必要ない。
軍隊は決して住民を守ったりはしない。