もう一つの勉強会

富山市CICで「もう一つの勉強会」があった。
駅前だと聞いていたので、鉄道で行ってみることにする。
と言っても、最寄りの福野や砺波からでは不便なので、
高岡駅までは車で行くのだけど、これはまあ仕方がない。
駅に駐車場はないので、マイカルの駐車場に車を止めた。

イカルで駐車場の閉鎖時刻などをチェックしていたら、
乗ろうと思っていた電車に乗り遅れてしまい、
次の電車まで30分近く待たされてしまった。
そして320円を支払って富山駅まで行く。
到着時刻はギリギリだったけど、CICはすぐわかる。
駅前の地下道がそのままCICビルに通じていた。

こうした公共施設をどうして商業中心地に建てるのか?
もっと広々とした郊外に建てれば建築費だって安く、
過疎の活気を取り戻すにも役立つだろうに、
お役所やお偉いさんの利権思考の由縁だろうか?
わざわざお金の掛かる一等地にこんな施設を作るから、
便利の良い場所にいる人以外は近付きにくい場所になる。

ともあれ立派な施設に驚きながら中に入り、
3階の受付で場所を聞いて学習室にはいると、
すでに十数人の顔ぶれがあって、知った顔も並んでいた。
最終的には21人の人が参加してスタートした。
まず今年の春にNHKで放送された番組から、
内橋克人さんの「共生経済が始まる」を見る。

この番組は春にオンエアされた時点で見ていたので、
僕にしてみれば、これを教材に何を学ぼうとするのか、
そこのところが一番の関心事でこの勉強会に参加した。
富山アースディを主催するの河内さんの司会で、
参加者全員が自己紹介と自分の思いを語っていく。
ゴミの問題、燃料の問題、子育て教育、資金不足。

様々な問題を抱えて集まってきた人たちではあるけど、
共通しているのは、このままではダメで、何か違う、
もうひとつの価値観ややり方があるはずだから、
それをみんなで勉強したいと思う人たちだって事だ。
自分の役目を盲信している人たちとは違い、
これなら僕も安心して討論に参加出来るはずだ。

今回は初めての会合だったので多くは話せず、
ほとんど自己紹介と何をテーマにするかの話で終わった。
僕はこれらの問題に横たわるお金の呪縛を話して、
次回からは、どのようにこの呪縛から逃れるか話したい。
自分の意見も言うけれど、多くの人の意見が聞きたい。