卒業生見送り!

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小学校で卒業式があり、子どもたちが見送られて、
6年間の学び舎を、これを最後に出ていきました。
子どもの時期の6年間は、相当に長いはずで、
1年生と6年生では、まったく違う感じがします。
学校では学年を超えて、掃除の班が組まれていますが、
6年生が居ない日は、えらくいい加減な掃除になる。

その6年生だって、入学したときは1年生なので、
それが6年の歳月を掛けて、変ったと言うことです。
遊ぶだけだった子が、少しずつ時間を掛けて成長して、
大人と同じ事が出来るようになることに、まず驚く。
僕は長い間田舎を離れていて、子どもは苦手だったのに、
最近では何かと、子どもを気にするようになりました。

子どもは実用の役には立たないけど、そこに居るだけで、
世界を豊かにしてくれ、多くの気づきを与えてくれる。
子どもが何を考えているのかと、考えてみることは、
人間とは何かと考えることに等しく、心を温かくします。
理性だけではつまらない世界も、子どもの心になって、
何かと想像するだけでも、生きることが楽しくなる。

50年前や、60年前の自分を思い出すことで、
そこに大きな環を感じながら、新たな生を生きてみる。
このところはまた、ジオシティーズの閉鎖に伴い、
自分のパソコンに落とした記録で、日々を辿っている。
すると思いがけずに、忘れていた日々が新鮮に蘇り、
自分の人生をもう一度、行き直す感じがしてくるのです。

忘れてしまうことで、また新たな人生を生きるなら、
どんな人生も限りなく深く、何処までも繋がっていく。
あとどれだけ生きるかは、分からないことだけど、
最後生きている間には、振り返りからの作品を書きたい。
もう一度生きるなら、どんな選択をして生きるのか?
結局同じ選択をして、同じ人生を生きるとしても・・・