展望台からの眺め

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今日も良い天気でしたので、閑乗寺高原へ行って、
散居村展望台から、井波周辺の風景を眺めてきました。
春霞があって、遠くまでくっきりとは見えませんが、
穏やかな砺波平野の様子は、よく分かるでしょう。
展望台の上の風は、まだ少し冷たいのですが、
身が竦むほどではなく、春の気配を満喫できました。

午前中は姫と、フリスビーなどをして遊びまして、
午後は井波町の、観光ガイドグループの勉強会です。
僕はガイドではありませんが、関心はあるので、
ときどきこのグループの勉強会は、顔を出しています。
今年は国際彫刻キャンプ年でもあるし、日本遺産になって、
初めての一年ですから、観光客は間違いなく増える。

井波に大勢の人が来てくれても、瑞泉寺以外には、
どこへ行けば良いか分からない人が、ほとんどなのです。
木彫刻の街として、町中を歩いてもらいながら、
同時にこの町の古さを知ってもらい、見てもらいたい。
そのためには、もっとガイドする人が必要なので、
いつか何かお手伝いできればと思い、参加しています。

今回は、名古屋城の彫刻を再生させるプロジェクトで、
どんな事が行われたのか、教えていただく講習です。
我が家の隣には、このプロジェクトを請け負った当時の、
責任者もいるのですが、今回は別の人のお話です。
なるべく客観的な話を聞いておけば、その後に話すときに、
それを取り口にして、更に興味深い話も聞けるでしょう。

僕は大学進学以来、長いあいだ井波を離れていたので、
途中の変化に関しては、あまり多くのことは知りません。
だけど50年・60年前の井波は知っているので、
ちょうど井波欄間の全盛期を、知っていると言えます。
当時の太子伝会の賑やかな様子や、歴史のある町並みなど、
思い出せることが、ガイドには大切なのだそうです。

本当なら今の若い人たちに、もっと喜んでもらえそうな、
人気のスポットもあればいいのですが、それがない。
これから誰かが、始めてく入れるとは思うけれど、
今のところ、そうした動きが見えないのが残念です。
それでも、B&C(ベッド&クラフト)の宿が出来て、
少しずつ訪れる人が増えているのが、嬉しいですね。