春は光に乗って

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明日は立春、と言うことで、
少し日が長く、明るい感じです。
4月が春本番なら、3月は風の春、
そして2月は、光の春とも言われる。
その感じ、実によく分かります。

家の中にいても、障子越しの光は、
もうすっかり春めいて、暖かさがある。
町の中だって、キラキラと明るいし、
郊外の田畑は、この通りうららかです。

どうやら、今年のとなみ平野には、
大雪はなさそうで、これはありがたい。
だけど雪が無いので、田畑はむき出しで、
これが土に、どんな影響があるのか、
少し心配には、なるのですが・・・

例年なら、雪の下で守られる白菜が、
雪がないので、腐り始めるのが早い様子。
そうかと言って、春の野の新しい芽は、
まだ姿が見えず、寂しい感じです。

南半球では、記録的な猛暑が続いて、
これが半年後、日本でなければ良いけど、
そうなる可能性は、かなり高いのです。
6月に暑い日が続けば、梅雨だってどうか、
水不足だって、心配の種になります。

だけどそう、自然との調和を求めたのは、
日本の文化だけで、欧米の価値観は、
自然を克服することを、求めたのです。
大自然の前で、謙虚さを失えばどうなるか、
現代文明の行方は、険しいものがある。

美しい自然と溶け合い、時には厳しくも、
命を育む自然を、大切にした民族の文化を、
もう一度見直して、育てたいと思う。
障子越しの、光の春に包まれて・・・