100℃を超える気温差!

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この星の気象に、今何が起きているのか?
20世紀末には、既に大方予測されたことですが、
温暖化は留まることなく、気温は上がり続けています。
そして去年の酷暑に続き、今年の見通しを見ても、
酷暑になる理由が、世界中に満ち溢れている。

となみ平野の今年の冬は、温暖化の影響なのか、
例年になく暖かで、雪もほとんど降っていません。
去年の大雪の例もあるし、暖かくなったり寒くなったり、
変化するからと言って、温暖化とは見ない人もいる。
だけどこの異常は、やっぱりただ事とは思えないのです。

2018年の平均は、観測史上4番目に高温だった、
と欧州中期予報センターが、発表していますし、
日本で去年夏の異常高温は、殺人的でさえあったのです。
しかもこの史上1~4番目は、すべて2015年以降で、
今後気温が下がる兆候は、まったく見当たりません。

先月12月26日の、地球上の気温を見ると、
オーストラリアのマーブルバーで、気温が48,5℃。
ロシアのコマカでは、-52,3℃と言いますから、
なんとその差は100℃を、超えていたというのです。
水であれば、方や凍って方や蒸気になる温度差です。

これだけ気温差があれば、大気は激しく動くはずで、
実際に激変する気象で、様々な被害も出ています。
日本でも新たに雪国となった、秋田、青森、北海道では、
今年もすでに大雪で、今後の積雪が懸念されており、
温暖化で雪が少なくなった北陸とは、様相も違います。

さらに明らかなことは、今年の夏も高温になる予想で、
例年は夏でも涼しかった北陸でも、暑さ対策が必須になる。
70年間、クーラーなんか必要なかった我が家でも、
今年は姫の健康のために、検討せざるを得ないでしょう。
もはやこの異常を受け入れて、対応するしかない。

今も窓の外には雪がないし、昨夜は雨が降っていました。
まもなく大寒なのに、雪ではなく雨が降るなんて、
かつての北陸の常識では、考えられないことなのです。
自分だけが自然農をやっていても、温暖化は防げないけど、
多くの人が自然農をやれば、温暖化も止められます。

だけどそう言っている内に、エネルギー消費は進み、
とうとう僕らも、エアコンに頼ることによって、
また温暖化を加速させる、一員となってしまうでしょう。
もはや持続可能な社会ではない、と認めるとしても、
方向転換の可能性は、まだ失っていないと思うのですが・・・