山にも少ない雪

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少し時間的にも余裕があり、打ち合わせたいこともあって、
大長谷の山中まで行って、石黒家に一泊してきました。
ある程度予想はしていましたが、それにしても雪が少なくて、
こんなに雪の少ない1月は、ちょっと珍しいとのこと。
寒いことは寒いのですが、それも例年ほどではなく、
この流れで、夏がさらに暑くなるのではないかと心配です。

僕は今年初めての訪問なので、お店でオードブルを買って、
ビールと一緒に、年始挨拶代わりに持って行きました。
ところが山道の途中で、狭いところで急に対向車が現れて、
急ブレーキを踏んだところ、オードブルはひっくり返りました。
どうしようもなくて、そのままカツオのタタキと一緒に出したら、
夕食時にはちゃんときれいにして、出していただけました。

夕食はビールを飲みながら、おしゃべりしていただけで、
あっという間に夜が更けて、ランプの部屋で寝床を作ります。
そのまま眠くなるまで、「岳」を読んでいたのですが、
電気のない心地よさで、ぐっすり朝まで眠ることが出来ました。
電気が無いだけで、人はどうしてこんなに心地良いのか、
うまく説明できませんが、動力のある場所は騒がしく感じます。

さすがに朝は寒かったようで、表に停めておいた車は、
車体表面が真っ白になって、完全に凍てついていました。
まずはエンジンを掛けて、フロントガラスが溶けるのを待って、
それからゆっくり発進して、しばらくは低速走行です。
タイヤと車全体が、寒さに慣れて暖まってきたのを見計らい、
ようやくいつも通りに、スピードを上げて走るのです。

特に山の下り道では、タイヤのスピンは致命的だし、
タイヤや車が暖まっていないと、何が起きるか分からない。
妻が望むように、山で暮らすことも考えたりしますが、
今のところは適当な家も場所も、見つかってはいません。
このまま今の家で暮らして、僕が死んでしまえば、
姫と妻はアパートに移り住む方が、安心できる気もします。