三度目の肺炎?

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18日頃から、風邪を引いたかな?と思っていて、
19日はゆっくり休みましたが、20日も体調が悪い。
学校の仕事には出ましたが、この時期は忙しくもないし、
何も無理をした覚えはないけど、時々咳き込む。
この咳き込みが空咳で、やたら苦しかったりすると、
3年前4年前の、肺炎を思い出してしまいます。

さて肺炎とは、そもそもいったい何なのか?
現代の主な死因である癌、心臓病に次いで多いとされ、
脳疾患と共に、肺炎で亡くなる人は多いのです。
僕はあまり癌の脅威は感じませんが、それなら何で死ぬか、
と考えたときに、肺炎か心臓病だろうと思っています。

肺炎の中で最も多いのは、肺炎球菌によるものですが、
それがほぼ1/4で、残りはご覧の通り多種多様の菌が絡む。
つまり肺炎とは、様々な微生物が肺の奥まで入り込んで、
そこで定着して活性化したときに、起きる病気と言えるのです。
僕の場合は鼻が少々弱いので、風邪を引けば鼻炎になり、
鼻の奥で養われた細菌が、肺まで降りて炎症となるのです。

実際に2度目の肺炎の時、主治医の先生から言われたのは、
肺炎にならないためには、鼻を治す必要があると言うことでした。
鼻の奥で増殖した細菌が、肺まで降りて炎症を起こしたのが肺炎で、
それが上がってくるので、痰が切れないという診断だったのです。
この因果関係は、鼻を治さないと治まらないと言うことです。

そうは言っても、少し蓄膿症気味の鼻は普段は問題なく、
肺炎のリスクがあるからと言って、治そうとは思わなかった。
なにしろはっきり蓄膿症であれば、治す目安もわかるけど、
蓄膿症気味と言っても、普段は何の症状もないのです。
何の症状もないものを治すとは、これはわかりにくいし、
治療して治ったのかどうかも、よく分からないことなのです。

予防法としては、手洗い、うがい、マスクくらいしかなくて、
何とも頼りないことですが、ともかく肺活力を高めておく。
人工的な暖房や冷房を避けて、なるべく自然の空気を呼吸して、
余計な細菌類を吸い込まないよう、注意しておく。
せいぜいこのくらいが、努力できることでしょうか。

医学の進歩によって、多くの身体的不都合が分類整理され、
病名が付けられて、改善方法も進化してきました。
以前は治療法のなかったものが、薬の進歩で治ったり、
予防できるものが増えたのも、確かなことと言えるでしょう。
だけど一番大切な身体が持つ治癒力は、衰えた気もする、
それを復活させるのも、自然農の役割かもしれません。