初めての雪釣り
仕事で必要なこともあって、10月にシルバーで、
雪釣り講習を受けたことは、すでに報告した通りです。
あれから実際に、学校の雪釣り作業をしたのですが、
最初はうまくいかなくて、ゆるゆるになってしまいました。
それでも頑張って、何十と続けている内に、
どうでしょう、こんなできばえになったのですが・・・
いつも雪釣りをやっている人にすれば、普通でしょうが、
初めてやった僕にしてみると、感動的なできばえです。
人生において、生まれて初めてのことをやるのは、
楽しみであると同時に、大きなストレスにもなります。
すでに高齢者である僕にしてみれば、大きなストレスは、
なるべく避けたい気持ちもあるけど、そうもいかない。
今の職場は、シルバーからの派遣ってこともあって、
比較的自由に、自分のペースで仕事が出来るのはありがたい。
せっかくだから、マイペースで新しいことに挑戦です。
10カ所以上の雪釣りをする内に、要領が分かってきて、
20カ所以上を熟すと、バランスや見栄えもチェックできる。
でもってこんな具合に仕上がったけど、誰も何も言わない。
仕事としてみれば、こんなのは当たり前のことでしょうから、
何も言われなくて仕方がないけど、初めてやったことで、
これだけ出来ると、いくつになっても嬉しいものなのです。
人生における体験は、若いときにはすべてがチャレンジで、
年齢と共に経験が重ねられて、出来ることも増えてくる。
ある程度の人生経験を積むと、今までやったことの繰り返しで、
残りの人生をこなせるようになるけど、それじゃ物足りない。
そうかと言って無理をすれば、回復力はないのだから、
無理のないマイペースで、新しいことにチャレンジしたい。
これから新しいことを覚えても、役立つことは限られて、
そうかと言って、今まで身につけたことも錆び付いてくる。
まだ生きていること自体を、粋に感じて味わいながら、
死んでしまうまでにはまだ少し、時間がありそうだから、
これからも心のままに、自由に生きていたいと思うのです。