労災が災難?

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9月末に起こした仕事の事故で、労災手続きをしていますが、
昨日薬局に最後の書類を出して、これでようやく手続きは終わりです。
なんで2ヶ月も掛かったのか、あきれるばかりでして、
この間にシルバーの事務所と病院へ、10回以上往復しました。

車で片道20分ほどの距離ですが、行って手続きをして帰ると1時間、
それが10回だとしても、10時間の労働をしたことになる。
時給900円としても、9000円以上の出費をしたと言えるし、
これに車代やガソリン経費などを入れたら、1万円は軽く超えるでしょう。
自費払いだと7千円も掛からなかったのだから、うんざりします。

事故のあとの報告で、労災を使うかどうか尋ねられたときに、
おかしなことを聞くものだ、仕事中の事故だから労災だろうと思った。
今まで労災は使ったことがなく、事故なら労災と思っていたので、
労災にせずに自費で治療する人の気持ちは、考えたこともなかったのです。

たとえその場の治療費が、高額にならなかったとしても、
僕は顔面を強打しているので、脳に後遺症の心配だってありました。
したがって迷うことなく、治療は労災にしてもらったのですが、
これなら労災を使わないで、自費ですまそうとする人の気持ちも分かる。
しかもこの手続きは、僕に何かミスがあったわけではないのです。

ことの発端は、最初に行った市民病院では耳鼻科の医師がおらず、
専門医へ行くことを勧められたので、砺波の耳鼻科医院まで行きました。
治療が済んで6千円を支払い、薬局で薬をもらって千円を支払って、
労災の書類を持ってくれば、これが返却されるような話を聞きました。

よく分からないし、現に僕は書類を持ってきていないわけですから、
翌日から労災の手続きを始めると、お金は返してもらうように言われる。
支払ってはいけないお金を支払ったようなので、医院へ行って返金してもらい、
その時注意を受けたのが、持ってくる手続き書類の形式でした。
5号6号ではダメで、7号の書類を用意してくるよう言われたのです。

当然僕はそのことを、シルバーの事務所に報告したのですが、
連合会で事務手続きをする人が、何を間違えたか違う形式で用意した。
僕はシルバー事務所に呼ばれて書類を取りに行って、職場で判子をもらって、
医院へ提出しに行って、間違いだと言われてシルバーに報告して・・・

こんなことが2度もあって、その間にようやく連合会の事務手続きも、
間違いと分かったらしくて、謝罪の電話までいただいたのですが。
最後の手続き書類を一昨日に受け取り、昨日ようやく薬局に持って行って、
その間に一時的に僕が支払った2万2千円金額は、僕の銀行に振り込まれる、
とは聞いてはいますが、いまだに戻ってきていないのが現実です。

これでは、労災を避ける人がいてもおかしくないでしょう。