くろば温泉まで
(民俗資料館の展示絵の前で)
日曜日は一日籾摺りの予定でしたが、収穫量が少なくて、
日中のお天気も良く、近くの山へ行ってみることにしました。
庄川から国道を上って、桂湖あたりまで行ってみてから、
くろば温泉に浸かって、ゆっくりして帰ってくいる予定です。
五箇山の紅葉も、すでに見頃の盛りは過ぎているようで、
どことなくすでに雪を待つ、灰色の気配が濃厚な山肌でした。
途中に出来ていた、新しい利賀大橋を渡ってみましたが、
今のところは目新しい景色もなく、あまり意味を感じません。
この先新しいトンネルでも出来て、利賀村が近くなれば、
それなりに意味もあるでしょうが、今のところは無駄な感じ。
利賀ダムがどうなるかが焦点ですが、交通の利便性より、
それぞれの値域が自立できる方が、未来型の開発になります。
国道に戻って更に山を登り、道の駅で和紙の展示を見て、
ついでに民族展示館のような建物に、初めて入ってみました。
道の駅からよく見えるところに、展示場があるのですが、
そこまで行く人はほとんどいなくて、僕も行ったことがない。
今日はのんびり山行きなので、初めて立ち寄ってみると、
これがなかなか本格的な展示場で、館内も広々としています。
五箇山値域の成り立ちから、現在までの歴史が書かれて、
江戸時代に盛んだった、火薬作りのことも詳しく説明される。
とは言っても、担当者が直接話してくれるわけではなく、
ほとんどは展示されているだけで、たまにビデオ説明がある。
僕らはそれよりも、古い昔の台所とかが興味深く感じて、
広い館内をあちこち見て回って、それぞれに楽しんでました。
近くの湧き水をタンクに入れて、桂湖あたりまで行って、
通行止めのゲートがあるのを見て、くろば温泉まで戻ります。
ゆっくり温泉に浸かって、ここは休憩所も広いのですが、
今回は食事をするために、二階のお食事処へ行ってみました。
初めての利用でしたが、料理はなかなか良い仕上がりで、
味付けも気に入ったし、お値段も手頃で嬉しい食事処でした。