三世代交流会
毎年恒例になった、下新町三区の三世代交流会は、
今年も総勢50人近くが参加して、楽しく行われました。
この町内会には、現在6人の子どもがいるのですが、
うち2人が欠席で、その代りに別の場所に住むお孫さんに、
参加していただいたので、結局子どもは6人参加でした。
子どもたちには、お菓子袋がプレゼントされて、
我が家の姫も、大喜びで受け取っていたのですが、
妻から甘いもの禁止令が出ているので、ちょっと複雑。
それでもせっかくもらったのだし、つい先日も、
別の場所でお菓子をもらっているので、食べて良し。
と言うわけで、お菓子袋をひっくり返しながら、
それでも最後まで嫌がらず、イベント参加していました。
お昼のイベントですから、お寿司とオードブルが出て、
ビールやら日本酒やら、たくさんお酒が出たのもいつも通り。
昼だろうが夜だろうが、お酒抜きのイベントはありません。
僕も飲めない方ではないので、したたかに飲んでしまい、
家に帰ってからは、しばらく寝てしまいました。
姫を含む子どもたちは、カラオケで前に呼び出されても、
固まってしまって、ほとんど歌えないままにお仕舞いです。
それでもお年寄りたちから、拍手喝采で退場しました。
昔は各町内に児童会があって、様々な活動がありましたが、
今では子どもの数も少ないことから、児童会自体がありません。
それでなくても、町内で子どもを見ることは少なくて、
こうしたイベントに集まった子も、久しぶりに見るのです。
街の作りも家の作りも、昔とは変ってしまいましたから・・・
同じ町内にいながら、子ども同士で遊ぶことも少なくて、
我が家のように、地域の大規模保育園には行かずに、
小さな寺子こども園に行っていると、一緒になることも少ない。
未来に向けてのまちづくりには、次世代の子どもが大切、
と言いながら、現代社会はみんな孤立しているのです。
家も街もオープンではなくなって、風通しが悪いどころか、
密閉型の家や暮らしが増えて、人の生活がよく見えない。
秋深し・・・でなくても、一年中「隣は何をする人ぞ」状態で、
個人重視の社会は、どこか寂しい風が吹いています。
社会は豊かなはずなのに、何故か心は縮こまっているようです。