恐竜博物館へ
今年の春のお出かけは、石川動物園へ行って、
そのあと山代温泉で一泊し、翌日に恐竜博物館へ。
ちょうど桜の花が、満開になりつつあったので、
桜の名所として知られる、丸岡城へ立ち寄ったのです。
目的はあくまで、家族の楽しい時間だったのですが、
今回は妻のご機嫌が悪く、姫も元気がありません。
姫と一緒にお出かけできるのは、いつまでなのか、
多くの人の話では、6歳くらいまでと言います。
7歳くらいになると、友達と遊ぶ方が楽しくなって、
9歳にもなれば、親と一緒に出かけない子もいるとか。
そう言えば僕も、小学校の高学年になった頃には、
親の干渉が煩わしくて、一人でいる方が好きだった。
姫は女の子ですし、どちらかと言えば人好きだし、
兄弟姉妹もなく、間違いなく母親にそばにいて欲しい。
その母親と喧嘩するたびに、「あっち行ってよ!」
と言いながら、寝るときはくっついていないと寝ない。
そのあたりが子どもなのでしょうが、母親は深刻に、
「私なんかいない方がいいんだ」としょげている。
どんなに喧嘩しても、離れられない強い絆は、
やっぱり父親よりも、母親に感じているようです。
それでも自信満々に、「一緒に来ないで」と言って、
自信を無くしている母親に、精一杯の闘いを挑みます。
ママに辛く当たるのは、僕がそうなのかな?と思い、
子を見て我が身の態度を反省し、やさしくしようと言う。
姫の希望を叶えながら、妻の希望も叶えたいけど、
妻に何がしたいかと聞いても、よく分からないと答える。
元気になるきっかけになれば、と思って連れ出しても、
僕だけが空回りしているようで、どっと疲れます。
帰宅した頃には、全身がクタクタに疲れている。
もう若くはないのだから、当たり前ではありますが、
体力の衰えは、ごまかしようもなく全身を疲労させます。
夜に寝ようとしても、疲れてうまく眠れなかったり、
花粉症の症状が相まって、息苦しくなったりする。
それでも妻と姫が、一緒に楽しそうにするのを見ると、
すべての苦労が、報われた気になるのですが・・・