すてきな送別会♪

ある職場で、送別会が行われました。

仕事を辞める人や、勤務地異動になる人、

海外へ行く人など、７人を送別する会です。

毎年何人もの人が、異動になるようで、

送別会も、趣向を凝らしたものになります。

僕も呼ばれたので、参加しましたが、

軽い気持ちで会場へ行くと、そうではない。

皆さんそれぞれに、自分の役割を持って、

準備万端を整え、黒スーツにネクタイです。

僕は春でもあるので、白っぽいジャケット姿。

会場の扉を開けてすぐに、場違いを感じて、

どうしたものか案じましたが、もう遅い。

来てしまった以上、迷惑が掛からぬように、

最後まで席を守るのが、礼儀というものです。

そう覚悟して、おとなしく席に着きました。

席にプログラムが置いてあって、中を見ると、

３時間以上に渡る、会の次第が書かれています。

７人それぞれに対して、一番親しかった人が、

思い出を語り、感謝の意と共に手紙を渡す。

この内容が、なかなか魅力的なものなのです。

僕にとって、まだ馴染みの薄い人たちが、

どんな人かすぐにわかる、痛快な表現です。

女性の思い出語りには、泣き出す人もいますが、

どちらかと言えば、笑いがあって楽しく、

皆さんの性格までが、筒抜けになりました。

プログラムの合間に、食事タイムがあって、

その時には皆さん順に、ビールやお酒を持って、

送る人にお酌をするため、席を回っていく。

僕はまだわからない人が多く、ほとんど回らず、

皆さんの邪魔をせずに、食事を楽しみました。

進行の指示に従って、７人全員が持てなされ、

最後はそれぞれの人に、花束が渡されて、

みんなでアーチを作った中を、退場していく。

この全体に流れていた、一体感のようなものが、

良い職場であることを、感じさせていました。

職場を去る７人の皆さん、お疲れ様でした。

そしてまた次のステージで、頑張ってください！

これから僕も、残る皆さんのお役に立てるよう、

仕事をコツコツと、覚えていこうと思っています。

新しい職場も、魅力的でありますように！