豪雪一過
先週来の豪雪寒波が、ようやく落ち着きました。
福井市内では国道が大渋滞のまま、3日目を迎え、
動けないままに時間が過ぎて、大変な様子です。
富山県内も、近年にない大雪ではあったけど、
今のところ大きな被害はなく、物資だけが届かない。
大規模なチェーン店ほど、遠方から商品が届くので、
お店では品薄となり、お詫びの立て札が出ていたりする、
だけど小さなスーパーは、近場からの商品が多いので、
このくらいの雪なら、いつも通りに品物が届きます。
規模の小さい方が、不測の事態には対応できるのです。
今日は一日天気も良くて、道路の雪はほとんど消え、
屋根雪だけが心配ですが、明日から天気は良さそうです。
明日は晴れて日差しが増し、明後日は気温が上がる。
予報通りであれば、この先3日ほどで雪は減り、
そのまま溶けてくれれば、もう雪の心配は無くなる。
果たしてそううまくいくかどうか、町中の家々も、
ところによっては、晴れ間に屋根雪下ろしが始まって、
我が家の近所でも、どうするか思案する人が増えています。
だけどもう2月も中旬になれば、この先また降っても、
すぐにまた消える可能性が高いので、僕は何もしません。
郊外へ用事があって出掛けたら、一面雪世界が美しい。
僕は南の島々が好きで、ずっと旅をしましたけど、
島の美しい白砂の浜を見て、雪世界を思い出していました。
極寒の白い世界と、熱帯の白い世界は同じように美しい、
そんなことを考えていたことを、懐かしく思い出す。
春よ来い、早く来い、と思いながら雪景色を眺め、
遠い島々の白砂の浜を、思い出していたりするのです。
穏やかな美しさに囲まれて、日々の暮らしを重ねる幸せを、
見失うことなく大切にして、この先を生きていきたい。
穏やかに生きている今を、この上なく感謝するばかりです。