立春ですが・・・

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(豪雪予報でも晴れた空)

今日は立春ですが、天気予報では雪で、
立春寒波が到来して、8日まで続くとか。
仕方がないので、雪の覚悟をしていましたら、
今朝はこの天気で、雪の気配はありません。
有り難いことは有り難いけど、この天気予報は、
一体何なのか、あきれるしかありません。

過去においても、立春になってからの大雪は、
あまりなかったし、近年は積雪量も減っている。
北陸で天気予報するなら、実情を理解して、
もう少し明るい予想を、しても良いと思うけど。
降らない予報で降るより、降る予報で晴れたが良い、
と思っての予報なら、それもまあ仕方がない。

強い寒波が来るのは、本当でしょうから、
これから一週間は、寒い日を覚悟しておきます。
2月は別名如月ですが、この「きさらぎ」は、
今着ている服に「さらに着る」の意味だと聞きます。
「光の春」の別称も、光だけは春だけれども、
寒さは冬のままであることの、裏返しでしょう。

3月の弥生、風の春になれば実際に暖かく、
南風が吹くのでしょうが、春一番はまだ先です。
今日は日がな一日、春の光をガラス越しに浴びて、
のんびり本を読んだり、ネットを見たりする。
最近は流行らない、古い磨りガラスの煌めきが、
なんとも新鮮に感じながら、ぼんやりしています。

あれもこれもしたいと思えば、時間がないけど、
本来何も無いと思えば、何よりここにすべてがある。
これから暖かくなる、と予感させる光を受けて、
ストーブの前で、小さくなりながら夢を見る。
春の夢はおぼろげでも、幸せを感じさせるから、
うららかさを引き寄せて、猫のようにまどろみます。