雪景色に青空

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今年は初雪こそ遅かったのですが、先週から降り出した雪が、
もう積雪となって、砺波野一帯を覆い尽くすまでになりました。
酷暑と極寒が交互になる、異常気象がそのままのお天気で、
-4℃の予報だった昨日の朝は、庭の蛇口は緩めておきました。
この蛇口は過去に何度も凍結して、その都度修理したので、
-3℃以下の予報が出ると、少し水を出しっ放しにしています。

近年は大雪になる地域が、以前よりも北上しているので、
昔は豪雪地帯だった北陸も、さほどの大雪にはなりません。
それでも油断大敵で、我が家のように古くなった家では、
あまりに大雪で積雪次第では、家が壊れる恐れだってあります。
日本には地震対策の補助金はあっても、豪雪対策のような、
特定の地域に密着したような対策補助金は、あまり聞かない。

民間建築業者による、大雪対策の家こそはありますけど、
そんな家を建てたり買ったりできるなら、そもそも心配ない。
僕のような貧乏人だからこそ、大雪は命の危険を伴って、
なんとか対策をと考えますが、やっぱり大金が掛かるのです。
お金さえあればなんとかなる社会では、貧富の格差は当然なので、
あまり考えすぎず、今この時に生きていることを感謝します。

こんな小さな写真では、あまりよく分からないでしょうが、
真新しい雪に包まれた砺波平野は、太陽の光を受けると美しい。
寒さが苦手な僕も、思わず車を走らせて眺めの良いところへ行き、
何枚か写真を撮ってきた、これはその中の一枚を加工したもの。
井波の道の駅がある高台から、町の様子を撮ったものですが、
あまりに電線が多いので、一部を加工して電線を減らしました。

面白いのは樹木の様子で、樹木はまだ熱を溜めているのか、
早朝は樹上が真っ白だったのに、昼近いこの時間には消えている。
この雪が何日も続くようになれば、樹木も次第に熱を失って、
樹上の雪はなかなか消えなくなり、真冬になるのでしょう。
それもまた春になって、暖かい日差しが続くようになったなら、
見る間に雪は溶けて、新しい命が息吹くことになるのです。