枝を切り落としたら・・・

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我が家には、小さな中庭があるのですが、
そこに植えてある木が、だいぶ大きくなりました。
落ち葉の問題だけではなく、枝振りが良すぎて、
隣の家にも迷惑が掛かり、手入れの必要があります。
と言うわけで、隣家の主人と一緒に枝切り作業を、
半日かけてやりましたが、この枝の量がけっこう凄い。

いつも下から眺めているだけで、上の様子など、
ほとんど気にしていませんでしたが、日が当たらない。
それもそのはずで、何年も掛けて茂った木の枝は、
横に広がった分は切っても、縦は一度も切っていません。
これがすくすくと伸びて、二階屋根のさらに上まで、
屋根から高切りばさみも届かないまで、伸びていました。

明日から天気が崩れる予報だったので、急いで切って、
切り落とした枝は、少しずつ処理して捨てよう。
そう考えて、ともかく切り落としていったのですが、
終わってみればこの通り、凄まじい量に驚いています。
これだけの木の枝葉が、空中に蓄えられて、
木の幹がそれを支えていたなんて、木の力は凄い。

幹のない枝葉は、田んぼや畑に捨てますが、
ちょっと太い枝があれば、田畑には捨てにくい。
そこで剪定はさみを使って、細かく切り刻み、
太い枝のないものだけは、土に返すことにします。
土に還るには年数の掛かる、太めの枝や幹状のものは、
いったん裏の空き地において、朽ちるのを待ちます。

そして問題は、残った2本の木の幹なのですが、
上の方までは、高切りばさみも届かないので切れない。
切れる程度の低い場所で切ると、今度は長すぎて、
倒れたときに、家を壊してしまいそうなのです。
林業をやる人なら、ベルトを使って登っていって、
途中から上を切り落とすことも、出来るかも知れません。

ここまで放置した僕の、責任ではあるのですが、
まさかここまで伸びるとは、考えていませんでした。
枝を落として光が差し込むと、明るくなって、
家の中の雰囲気さえ、かなり変って見えるのです。
違う場所へ引っ越したいとか、家をリフォームしたいとか、
そんなこと言う前に、今ある場所を手入れしましょう。