いなみ灯りアート2017

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井波の瑞泉寺と、周囲の町並みを使って、
「いなみ灯りアート2017」が開催されています。
今日は瑞泉寺だけでしたが、明日はそのほかに、
八日町、上新町、三日町も参加して、盛りだくさん。
灯りアートですから、おおむね夜のイベントで、
お坊さんバンドや、風陣太鼓などがあります。

瑞泉寺のイベントには、寺子こども園も参加で、
高岡門の階段には、各園児のアートが飾られました。
先生が手伝って、上手に完成させた飾り照明は、
それぞれ個性的な図柄で、うまく出来ていました。
明日が本番のような感じで、今日は人出も少ないながら、
瑞泉寺本堂では、琴と三味線の演奏会がありました。

月のないのが残念でしたが、ちょうど寒くもなく、
気持ち良い夜風に吹かれ、風情ある演奏が聴けました。
これで月が出ていれば、照明も少し暗くして、
中秋の名月に、風流な観月会となったでしょうか。
夜の人出は今ひとつ、閑散としていたのですが、
イベントの多い南砺市ですから、集客は難しいのです。

灯りアートは2日間だけですが、そのまま2週間ほど、
「まちなみアートin いなみ」と言うのも、開催されます。
これは太子伝と同じような、聖徳太子絵解きもあれば、
90カ所以上に分散した、300点以上のアート展もある。
面白いところでは、予約制の欄間ウォークなどもあり、
井波町中の実際の家に入って、欄間鑑賞が出来るようです。

さらに「全国袋ラーメン博」があって、食べられるとか、
いくつかのコンサートもあって、盛りだくさんの企画です。
お天気が良いので、僕は雑穀の収穫が忙しいのですが、
夜は暇なので、灯りアートはちょうど良い企画です。
秋は芸術を鑑賞するにも良い季節で、街をそぞろ歩けば、
チラホラと知った顔に出会えるのも、嬉しいものです。

いつもいつも次々と、こんなにイベントがなくて良い、
もっと静かに暮らしたい、とも思うのですが・・・
そう言いながら今日の午後には、映画の上映会に行って、
月に一度会う人たちと、近況はどのお話もまた楽しい。
世界に目を向ければ、ミサイルだ原爆だとかしましいけど、
どっこい田舎では、参加しきれない数のイベントです。