9月学びの日

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恒例の月一学びの日は、3日の日曜日で、
秋晴れが素晴らしい、気持ちの良い一日でした。
9時から学びの場所で、草刈をやっていましたが、
僕は他の用事をしていて間に合わず、遅れての参加です。
それにしても今年は、残暑もさほど厳しくないし、
朝夕は寒いくらいに涼しくなって、眠るのが気持ちいい。

日本人は総じて、睡眠の足りない人が多いようですが、
睡眠が足りないから眠い → 忙しいからゆっくり眠れない、
と言うわけで、カフェインの摂取量が増えていると聞きます。
珈琲の飲む量も増えているのですが、それ以上に、
カフェインを錠剤で飲む人が、結構増えているとか。
そして当然ですが、急性カフェイン中毒が増えている。

日本人はどうして、そんなにしてまで働くのか?
何をするにもお金が大事と、思い込んでいるようです。
特にラテン系の人達を見ると、家族や愛情が大切で、
仕事と家族を天秤に掛ければ、必ず家族を優先している。
これは民族性でもあるけど、その民族性も育てられたもので、
日本人はお金さえ稼げば、何でも叶うと教えられてきた。

今ではそうした教え込みも、疑問を持つ人が増えてきて、
お金経済に頼りすぎないで、暮らす人も増えています。
そんな生き方の一つが、自然農の実践でもあるので、
これは単なる農業の手法とは違い、生き方であるわけです。
米や野菜の作り方を、自然に近づけることで正し、
自分の生き方を正すことで、国の在り方もただしたいと思う。

心意気としては国の在り方や、ひいては人類の在り方まで、
考えていながら、ひたすら自分の生き方を追求する。
グローバル経済で活躍したい、今の人たちには、
あまりはやらない生き方ではあるけど、心は落ち着く。
この安心立命をもって、人々の暮らしを落ち着かせ、
破壊的にならない暮らしを、楽しみたいと思うのです。

科学技術がいくら進もうと、人間はそう変らないし、
むしろ現代の人は、技術に振り回されているから悲しい。
もっと根源的に人の幸せを考え、科学や技術の制御を覚えて、
春秋の眠い季節には、気が済むまで眠る自由が欲しい。
愛する人のことを考えながら、毎日を暮らせたら、
それが幸せへの、一本道だと思うのですが・・・