納涼花火大会!

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僕が産まれた年である、1952年から始まった、
北日本新聞納涼花火大会は、今年で66回目になります。
そして僕ら夫婦が結婚して以来、毎年来ていますが、
ともかく高岡会場の迫力と臨場感は、他のどこにも負けない。
ゴザを敷いて寝転がって見ると、目前に花火が広がって、
特に大玉は、視野一杯に美しさが溢れて見えるのです。

と言うわけで、今年もゴザを持って出掛けました。
1時間前に駐車場に着くと、すでにたくさんの車がいて、
僕らはゴザと弁当を持って、会場客席に向かいました。
会場客席と言っても、普段は球技場になっている河川敷に、
ロープを張って、区画しているだけなのですが、
この区画の一番端が、僕は特等席だと思っています。

今年は特に浴衣姿の若い人が多く、次いで家族連れが、
小さな子どもを連れて、わいわい楽しそうにやってきます。
僕らもその中に混ざって、広い会場客席へ歩いて行くと、
ゴザを敷いて場所を決め、持ってきたお弁当などをそこへ置く。
今年持ってきたのは「そうめん」でしたが、見慣れた麺も、
河川敷の涼しい風の中だと、特別美味しく感じます。

そして食べ終わった頃に、もうすぐ花火が始まりますと、
アナウンスがあって、僕らはゴザの上に寝転がる。
およそ二千発と言われる花火が、時間と共に打ち上げられ、
次々に夜空を焦がす様子は、万感の美しさを感じさせるのです。
同じ砺波平野では、氷見海岸の花火大会も有名ですが、
河川敷ではこの高岡大会が、一番迫力があって美しいのです。

河川敷の土手を会場に向かう、人々のシルエット写真と、
スマホカメラで撮った花火のいくつかを、まとめてみました。
花火はイメージとしては、夜空いっぱいに広がりますが、
実際には途切れ途切れなので、一度の写真にうまく収まらない。
そこでこうして編集した方が、うまく感覚が伝わると思い、
僕なりのイメージを、一枚の映像にまとめてみました。

美しい夕焼けを背景に、土手を歩く若い人たちから始まって、
一番大きなスターマインの、8尺玉までがこうして広がる。
迫力と美しさが同居して、何とも言えずに良い気持ちになり、
ああ今年も平和で、何事もなく無事に過ぎていく事を、
ありがたく思いながら、さっき来た道を帰ります。
こうして夏が過ぎて行き、来週はもう立秋になるのです。