どう考えるか?

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先日ネット上で見つけた、平壌の高層ビル群の写真です。
なぜか人間の匂いがしない、レゴ模型のようなビル群ですが、
いちおうそれなりに、労働者の居住ビルと説明されているようです。
そして中央奥に聳え立つのが、ホテルだとのことですが、
実は夜の写真を見ても、すべてのビルは暗くて人の気配はない。

奥の巨大なホテルに至っては、最上階付近に唯一明かりがあって、
そのほかの階は真っ暗ですから、利用されているとは思えないのです。
周囲の居住ビルだと言われるビル群も、夜はほとんど真っ暗で、
本当に人が住んでいるとすれば、どんな生活をしているのでしょう。
いくら電力事情が逼迫しているとしても、夜が真っ暗な生活とは、
それこそ日本で言えば、明治初期の暮らしを考えれば良いのでしょうか?

近代兵器のパレードや、豪華な地下鉄やモニュメントを見ると、
うまく想像できないのですが、この高層ビルの中での暮らしはどんなか?
前近代のように夜は暗くなれば寝てしまい、朝は夜明け前に起床して、
電気器具など何も無いどころか、インフラも何も無い暮らしをしている?
ビルは高層だけど、電気ガス水道どころかエレベーターもない、
石窟を積み上げたような生活を、しているのでしょうか?

しかしそれにしては、ここで生活する人の姿も見えないから、
一部のネットウヨが言うように、これはハリボテかも知れません。
どうしてこんなハリボテを作ったのか、よく理解は出来ませんけど、
あるいは戦争に備えて、こちらを攻撃目標にさせるためか?
考えれば切りがないのですが、記事を呼んで一つ面白かったのが、
夜が暗いので、この写真を撮った高層ホテルの屋上で星の写真が撮れる。

一晩中暗いので、星の定点観測にはもってこいと言うのは、
多分そうなのだろうし、それは面白い観点だなあと思いました。
エレベーター設備も怪しい高層階で、暮らしたいとは思いませんが、
エネルギーを使わない、究極のエコ暮らしが実践されているなら、
それは確かに世界の最先端で、誇り高き石窟生活と言えるかも・・・