まだ雪はないけど・・・

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今年はまだ、雪らしい雪は降っていません。
だけど体感温度としては、すっかり冬の寒さで、
実際に屋外を見ると、道路の水たまりは凍っているし、
日の当たらない場所は、真っ白に霜が降りています。
このまま雪は降らないのかな、と甘いことを考えていたら、
明日の夜から雪の予報で、木金にかけて積もりそうです。

いよいよ本格的な、雪シーズンの到来ですが、
こんな時に限って、富山まで行きたい用事がある。
環境問題を考える集まりが、富山大学のホールであるので、
できれば参加して、皆さんの考えを聞いておきたい。
先日の環境フォーラムは、体調不良で参加できなかったから、
市民活動に疎くならないように、参加しておきたいのです。

本当はもっと近場で、こうした集まりがあれば良いけど、
今のところ南砺市砺波市では、市民活動が弱々しい。
パラポラとやっている人はいても、活動の拠点は、
氷見市富山市に置いていて、近場の活動は少ないのです。
利賀まで行けば、また特殊な保護活動はあるのですが、
もっと一般的な生活と結びついた、環境活動が必要だと思う。

とは言っても僕の場合は、寒いのが苦手なこともあって、
冬の間は活動が滞り、農作業が暇でも動きも鈍い。
家の中でやる農作業をしながら、本を読んだり人に会ったり、
寒い季節にはあまり出歩かないで、やれることをやるしかない。
いやそれさえも控えめに、静かに暮らしていたいので、
せいぜい温泉巡りくらいが、積極的な活動です。

それにしても土の地面は、霜にしても水たまりの氷にしても、
それぞれの趣があって、見ていて飽きない美しさもある。
舗装された地面は、たしかに歩くにも楽ではあるけど、
土の地面のようには、発見するものが多くはない。
これでまた雪が降れば、その降り方や積もり方によって、
土の上は様々な姿を見せて、僕らを楽しませてくれるのです。

真っ白に霜が降りた草の地面に、暖かい日が差して、
少しずつ緑を回復していく姿を見ると、やっぱり感動する。
水たまりに氷が張って、氷が結晶を見せて溶ける姿は、
長いこと見ていても飽きないし、なんとなく嬉しくもなる。
自然界の営みは、人間を戒めているようでもあり、
僕は自然を前にして、環境の大切さを再認識するのです。