ハロウィン♪

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数年前までは、ハロウィンなんて何のことか、
知らない人の方が多かったのに、今は違うのです。
どこの商業施設へ行っても、10月末はハロウィンで、
サービス用に、写真を撮るコーナーが用意されている。
僕もそうした商業施設へ行くと、ついこうして、
写真を撮っては、遊んでしまうのです。

あらゆるものを商業化する時代で、拒否もできないし、
子どもが楽しんでいるなら、それでもいいような気もする。
元々はケルト人の祭りで、10月31日は1年の終わりにあたり、
新しい年の始まりの前に、悪い精霊を追い払っていたのでしょう。
日本で言えば、節分の「鬼は外、福は内」みたいなものが、
魔除けの儀式として、ハロウインになったと思われます。

この季節は寒い冬の入り口で、ビタミン不足が懸念され、
カボチャを食べることが、推奨されたのでしょう。
そうしたことは、事実上ほとんど忘れられていますが、
商業的イベントとして、アメリカで盛んになっていたのです。
この季節はクリスマスまで、これと言ってイベントもないので、
ハロウィンは格好のイベントであり、楽しめたのでしょう。

お金はいくらでもあるし、何に使っていいか分からないから、
こうしたイベントは大歓迎で、あらゆる商売が絡んでくる。
お菓子業界はもちろん、衣類から小物まで何であれ、
人々の心を囃し立てれば、それが儲けになってきます。
儲けてどんだけの社会ですから、少しでも商機を増やそうと、
仮装パーティなどを仕掛けたのも、納得できるところ。

我が家の姫も、まだクリスマスには早い季節に、
お菓子を買ってもらうために、ハロウィンを唱える。
「ハッピイ・ハロウィン!」と、唱えていれ元気になって、
お菓子を食べながら、ハロウィンなんて忘れてしまう。
我が家はそろそろ七五三なので、親としてはそちらの方が、
気になっているのですが、それもまた商機になっている・・・、

伝統行事を商売にするのは、現代では当然なのでしょうが、
僕にはどうも、しっくりとは受け入れられないのです。
と言っても、僕の感覚など関係なく時代は進むので、
余り深くは考えないで、受け入れるしかなさそうです。
自分の農作業を疎かにしないで、できることは人並みにして、
日々の暮らしを楽しめるよう、頑張っていくしかないでしょう。