松本美術館~戸隠忍者村

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確かに僕は温泉が好きで、いろんな温泉行きを企画しますが、
その途中でどこへ寄るかは、妻と姫の希望によります。
今回は目的地が美ヶ原温泉で、その途中の寄り道としては、
奈良井宿を選んだわけですが、2日目は松本美術館へ行きました。
つまらない美術館なら反対しますが、今回は常設展示として、
草間彌生の作品が見られるので、僕自身も興味がありました。

この人の作品は結構好きですが、見る機会が少ないため、
これだけ多くの作品をまとめて見るのは、初めてと言っていい。
できればゆっくり見たかったのですが、姫が早く忍者村へ行こう、
と言い出したので、やむなく早めに美術館を後にしました。
天気は回復していたのですが、平日なので市内は混んでいたため、
カーナビを頼りに道を選んだら、どうしても高速道路になる。

実は以前に戸隠を回ったとき、忍者屋敷があったのを思い出し、
姫に行って見たいかと聞いたら、「行きたい!」と言い出した。
これが思いのほか遠くて、高速を使わないと時間が掛かりすぎて、
帰宅が夜遅くなってしまう、と後になってわかったのです。
すでに姫は行く気満々で、今更変更できないと考えて、
やむを得ず高速とナビを使い、なんとか忍者村へ辿り着きました。

たかが忍者屋敷と思って、あまり期待していませんでしたが、
行ってみると結構広いし、面白い仕掛けがたくさんありました。
姫はさっそく忍者衣装に着替えて、一通り回るのですが、
アスレチックのような設備は、3歳には難しくて大変でした。
僕やお母さんの手を借りながら、それでも全部の仕掛けを回って、
挑戦しなかったのは、本当に危険な年長者向けのものだけです。

予想以上の仕掛けに、大勢の子どもや家族や若者が来ていて、
そのことに驚きながら、しばし子ども心に帰った感じになりました。
これは余計なお金もさほど掛からないし、買い物しなくていいし、
結果としては来て良かった、と安心して遊ぶことができました。
姫はすっかり気に入ったようで、帰宅後も写真を見ながら、
今度はいつ行くか、さっそくおねだりの始まりです。

その後は戸隠牧場に寄って、ウサギや山羊と遊んだのですが、
囲いの中にいた山羊が、自分で戸を開けて出てきます。
驚いて事務所に報告したのですが、係の人はあまり気にしなくて、
どうしたものか考えていたら、山羊は自分で中に帰って行きました。
どうやら普段から、山羊が好きに出入りしているようで、
振り回された僕らの方が、山羊にもてあそばれた感じでした。

そのまま北上して日本海に出ると、どうせ明日はゆっくりなので、
高速は使わずに帰ることにして、ナビを頼りに運転しました。
夜の一般道は、信号で止まらない限り高速走行なので、
疲れたら休もうと思いながら、結果としては休みませんでした。
それにしても僕の車は、軽四なのにビュンビュンとよく走り、
上越市から自宅まで、2時間半で着きました。(^_^;)