オテラート金沢

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金沢の浅野川地区で行われていた、オテラート金沢を見てきました。
場所はよくわからないけれど、とりあえず案内の小冊子があったので、
会場となっているお寺を、カーナビで探しながらの訪問です。
僕は行く気が無かったのですが、妻子に車の運転を頼まれてしまい、
頼られるうちが花かもしれないと思って、頑張って行ってきたのです。

まずは廣誓寺を探し出し、そこで手作りプラネタリュウムを見て、
そこから歩いて聞善寺と崇禅寺へ行って、アート展示など拝見しました。
古い家並みのちょっと向こうには、駅前の高層ビルが見えましたから、
ここはいわゆる、金沢の古くからある下町のような場所でしょう。
路地が複雑に入り組んでいるので、新参者には運転は難しく、
次回また来る時があれば、歩いて回りたい雰囲気のある町でした。

それぞれのお寺で見たアートは、さほど印象はありませんでしたが、
今日の写真に載せた、障子に書かれた浅野川風景はちょっと秀逸でした。
障子紙の光透過がうまく生かされ、窓越しに実風景を見るような、
それでいて実風景では無い、何か怪しくて美しい透明感があるのです。
その部屋でお茶とお菓子をいただいたのが、聞善寺だったのですが、
喫茶コーナーも用意されていた崇禅寺では、何もいただきませんでした。

その後浄光寺で「怪しの話」を聞いたり、近くの森山小学校で、
学校校舎を使った幽霊屋敷「学校の怪談」を、見に行ったりしたい、
と言うのですが、時間の間隔が空いていたのでギフトショップへ。
妻が友人の結婚祝いに何か買いたいというので、寄って時間を潰しました。
もともと優柔不断な人で、物事を決められない性格の妻ですから、
買い物には時間が掛かるので、僕は車の中でしばし休憩です。

「怪しの話」は3歳の姫には難しく、じっと聞いていられないので、
僕が姫を連れ出して、庭でかき氷を食べながら時間を潰します。
今日は妻が楽しむ日と理解して、なるべく滞りないように気を遣い、
それを自分の楽しみにすることで、モチベーションを維持していました。
最後は小学校でのお化け屋敷に行ったのですが、ものすごい混雑で、
僕一人ならすぐに帰ったでしょうが、ここは我慢して並んで入場です。

学校の廊下を利用して仕組まれた、お化け屋敷の仕掛けは、
特別怖いものでも無く、どうなっているか読めるものばかりでした。
それにも関わらず、どうしてこんなに人が集まったのかと思うような、
僕の前に300人ほど、後ろにもそれ以上の人が並んでいたのです。
受付の体育館は、まるで人気テーマパークの混雑時のようでした。