9月は収穫

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ここに写っているのは、左から
タカキビ、カボチャ、モチアワ、エゴマ、黒大豆、青大豆、アマランサス、ズッキーニ、他

夏の暑さもようやく収まって、早朝の農作業は快適になってきたし、
日中も多少雲があれば、過ごしやすい気候になってきたようです。
我が家の馬畑は収穫の時期を迎え、草だらけになっていたのを片付けて、
いよいよ雑穀類の収穫準備と、秋冬野菜の植え付けを始めました。
畝を超えて伸びているカボチャやサツマイモは、草刈りに面倒ですが、
しっかり実をつけてくれれば、苦労が報われたようで万事OKでしょう。

一反の畑を手作業で手入れするのは困難で、草払い機を使っていますが、
機械でできるのは周辺と、せいぜい畝間の広いところだけです。
カボチャやサツマイモやズッキーニなど、広がる野菜を植えた場所は、
機械ではできないので、すべて手作業で草刈りするしかありません。
ついでに刈り取った畝間の草は、畝の上にあげておくので、
これがやがて朽ちてくれば、次の作物を植えるときに肥料になる。

基本的には草が肥料で、野菜は肥料分をたくさん吸収するから、
草だけでは足りないから、米ぬかと油かすを混ぜたものも使います。
年間を通して見れば、畑の外で刈った草を入れることはあるけど、
それにしても人工的な肥料は何も入れないのに、よく育ってくれる。
もっとたくさん取れれば、売ることもできるでしょうけど、
売ろうとすればそれなりの労力もかかるし、手間暇も掛かってくる。

そうした手間暇や労力を使っても、たいした儲けにはならないから、
あえて売ろうとはしないで、あくまでも自家用にいろんなものを作ります。
ここに落とし穴がありまして、珍しい野菜を見つけるとすぐに欲しくなって、
手入れの仕方もわからないまま、買ってきて植えてしまうのが我妻です。
それを最後まで面倒見て、収穫して食べるならまだいいのですが、
植えて最初だけは面倒を見る妻が、やがて放置してしまうから大変です。

僕はその野菜がどんなものかもわからないで、世話の仕方もわからず、
暇があるときには草刈りなどしますが、草に紛れて朽ちるものもあるのです。
この畑にも所々にそんな野菜があって、わからないまま草と一緒に刈り、
何を植えたんだかも忘れてしまう、ともかくいい加減な野菜作りです。
それでもこうして実りの秋は来るし、僕らはそれを感謝していただきます。