ビートルズから始まった!

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今年はビートルズ来日50周年で、日本武道館では、
記念公演が準備されていたのが、中止になったようです。
様々なビック利権が絡んでいるでしょうから、難しかったようで、
チケットぴあサイトには、お詫びの情報が掲載されています。

50年前と言えば、僕はまだ中学生でしたから、
何のことやらよくわからないまま、ニュースは知っていた。
新聞テレビから小中学生向けの雑誌にまで、ビートルズが紹介され、
日本中が大騒ぎで、こんなことはかつて無かったと思う。
これがきっかけでビートルズに関心を持ち、音楽を耳にして、
僕は特にその歌詞から、何か大きなものを受け取った気がします。

中学ではタイガースも好きで、アルバムも買いましたが、
そのタイガース自体が、ビートルズに大きく影響されていました。
彼らはまた、ローリングストーンズの曲を歌っていましたが、
ぼくはこのローリングストーンズも、大好きだったのです。
当時は校則で坊主頭だった僕らは、長髪にもあこがれました。

高校時代になると、深夜のラジオ放送を聞くようになって、
毎晩のようにビートルズの曲を、聴いていたように記憶しています。
高校の放送部に所属して、昼休みには全校にビートルズの曲を流し、
修学旅行だったか、FMを使って番組をオンエアして遊んでいた。
僕の高校時代は、ビートルズを勉強することで世界を学び、
戦争や平和、差別と人権と言ったことを意識するようになったのです。

大学入学によって東京へ出て、ここでも放送研究会に所属し、
NHKでアルバイトをしながら、映画の世界に入ろうと思っていた。
局のアナウンサーにならないかと、誘われたりもしたのです。
ところが僕にとって、強く影響を受けていたジョン・レノンが殺され、
僕の中で何かが、大きく変わっていったのかもしれません。

あちこち旅をするようになって、就職活動は全くやらず、
同級生が就職していった時期に、沖縄に移住してしまったのです。
当時は沖縄が日本に復帰してすぐの時期で、経済的には貧しくても、
自然は手つかずで圧倒的な力を持ち、珊瑚礁が驚くほど美しい!
そこでゆっくりと自分を考え、人生を考えるうちに、
就職よりももっと、世界と自分を知りたくなったのです。

一年半アメリカに暮らし、市民権を取るつもりでいったん帰国、
ところがそのとき急に、日本文化の素晴らしさに気づいたのです。
それ以来僕は、日本の中で自由に暮らすことを夢見て、
今もそれを続けることで、自分の生き方を見いだしています。

今年僕の田植えミュージックは、サティスファクションです♪(*^_^*)/