個性と思えば

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児童公園で歌う姫

先月から勤め仕事を辞めた僕は、姫と一緒にいる時間が長くなって、
時々妻が苗づくりの仕事の手伝いに行ったときは、二人だけで留守番です。
3歳と3か月を過ぎた姫は、僕を慕ってくれるのはうれしいけど、
なにしろまとわりついて、なかなか自由な時間を持たせてはくれません。
それでも人生の中で、これは有り難い貴重な時間だと思うので、
面倒に思うことがあっても、なるべく楽しんでしまいたいと考えています。

よその子と比べてもしょうがないのですが、おむつもなかなか取れず、
最近ようやく「おしっこ」が事前に言えるようになって、姫も得意そうです。
どこかへ出かけるときなんか、妻は姫に紙おむつをつけることが多いのですが、
僕はおむつなしのトレーニングパンツだけで、履き替えだけ持っていきます。
たまにはおもらしもしますが、今だけのことと思えば苦にもなりませんし、
姫と二人で大慌てして、パンツを取り換えるのも楽しい遊びのうちです。

砂糖を使ったお菓子は、なるべく食べさせたくないとは思っていても、
一緒に買い物に行けば必ずあるし、まったく食べさせないわけにもいかない。
我が家の姫は表現力がたっぷりあって、欲しいものがあると大騒ぎもして、
お店で恥ずかしい思いをすることもあるけど、なるべくは叱りません。
例えば抱き上げてさっさとその場を立ち去れば、ケロッと忘れたりしますが、
時々はいつまでたっても、ご機嫌が直らない時もあったりします。

もっと小さい時からお友達が好きで、同じ年くらいの子を見つけると、
「おともだち」と言いながら近寄っていきますが、親しくなれることは少ない。
たいていは無視されたり、怪訝な顔をされたりして落ち込んでいますが、
しばらくすればまたおともだちが好きで、自分から近づいて行ってしまうのです。
そして何よりも特徴的なのは、歌ったり踊ったりすることが好きで、
得意のレパートリーもいくつかあるし、気持ちが乗ると人前でも歌います。

食べ物の好き嫌いは多いし、食事の時間もまったく自分のペースだし、
大人の感覚に従わせようとすれば、うまくいかなくて腹立たしくなったりする。
さらに寝かせようとすれば眠らないで頑張るし、夜中に大泣きはするし、
なぜか服を脱いで裸になり、大はしゃぎしていることもあるのです。
よくぞこれだけ好き勝手をするものだと思うけど、自分が子供の時も、
じたばた暴れて、親の思うとおりにすることを嫌がっていた気もします。

今これを書いている朝も、姫は起きて僕のところへやってくると、
パソコンの前にいる僕の膝の上に入って、アンパンマンおもちゃを見ます。
大画面のパソコンなので、画面の半分では姫がインターネットを見ていても、
僕は残りの画面を使って、こうしてパソコン作業ができるのです。
ついつい長時間パソコンの前にいるし、DVDを見ることも多いので、
我が家にテレビはなくても、姫はすっかり画面のとりこになっています。