平日はパラダイス♪

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特に用のない日に、家族3人で桜が池の公園に行きました。
天気はいいし寒くもないし、まだ汗をかくような陽気でもなく、
温泉にでも行こうかと思って、車を走らせた途中でした。
思い立って「納屋カフェ」に寄って、そのまま公園へ行くと、
駐車場に車はいないし、広い公園の中もガラガラです。

ちょうど小手毬桜が満開で、それを独占した感じになって、
姫をモデルに撮影会をしたり、遊具を全部独り占めして遊びました。
普段は大きな子供が遊んでいると、気後れして遊ばない姫が、
今日は誰に遠慮することなく、片っ端から乗って遊んできたのです。
それにしてもこんな気持ちのいい日に、誰もいないなんて、
ほとんどの人は、週末しか訪れないのでしょうか。

考えてみれば子育て家庭では、両親は平日働いており、
子供だって3歳から5歳まで、保育園か幼稚園に行っている。
平日に子供連れで公園に来るなんて、考えられないことなのか、
あるいは人気のない公園は、天気が良くても気味が悪いのか?
おかげで僕らは園内を自由に走り回り、遊具を独占して遊ぶだけ遊び、
途中からきたもう一組の家族連れとも、心置きなく楽しみました。

そういえば僕は以前から、土日や祝日に外出するのは苦手で、
まして連休などは、人が混雑した場所へ出かけたいとは思いません。
温泉などへ行くにも、週末は料金だって高いのですから、
なるべくなら平日に、さらに割引料金を利用して出かけています。
最近はネットを使って、早割やら直前割りやら共同購入やら、
料金が通常の半額以下になる企画も、数多くあるのです。

これだけ平日の方が気持ちがいいのに、土日ばかり混むのは、
やっぱり仕事優先の生活ができあがっていて、抜け出せないのでしょう。
お役所が土日休みだから、それに合わせて土日休の企業が多いし、
土日がかき入れ時のサービス業以外は、平日には休めないと思われる。
だけどいったん休みにしてしまえば、2~3日旅をするにしても、
平日の方が、その土地の日常を見ることができるのです。

先の心配をすれば、きりがなくお金も必要になって、
毎日が仕事中心の暮らしになるのも、わかりはするのです。
だけど長い歴史を考えれば、僕らは確かに社会的自由度を増して、
ある程度思うとおりに生きられるし、命の危険も少なくなりました。
せっかく構築されたこの自由な社会を、味わって生きることで、
人間は何をしているのか、考えてみるのもいいと思うのです。