道路をふさいだ雪崩

イメージ 1
 
昨日は八尾の大長谷へ、餅つきに行きました。
いつものように、朝から何組みもの家族連れが来て、
餅つき用の米を蒸籠に移すと、蒸し上がるのを待って、
順番に杵と臼でつきあげ、いろんな形に仕上げます。
と同時に、お昼にはつきたての餅を食べますが、
これがなんとも言えずに美味しく、食が進むのです。

たいていは、年末に合わせて餅つきをしますが、
一ヶ月を過ぎると、食べ尽くして無くなってしまうので、
2月末にもう一度、そして4月末にも餅つきをします。
しかし平地では、4月に突いた餅はかびやすいので、
年末と2月末の2回。餅つきに参加するのがベストです。
だけど今年は、この2回目の餅米さえ足りません。

去年収穫した餅米が、ミドリ米を含めて少なかったので、
年末の餅つきで、全部の餅米を使ってしまったのです。
それでも新しい餅を食べたかったのと、豆餅が気に入って、
これを自家製で作ってみたくて、餅米は買いました。
買った大正餅米と、味噌造りで残しておいた黒豆を持ち、
山道を運転して、八尾の大長谷まで行ったのです。

今回の集まったのは、大人が20人ほどと、
子どもたちが赤ん坊から、十代まで入れて10人ほど。
親ばかりでなく、子どもたちも顔見知りが増えて、
車も来ない雪の中で、みんな大騒ぎで遊んでいました。
なかには雪に埋もれて、やがて全身びっしょりに濡れて、
服を全部着替える子もいましたが、やっぱり楽しそうでした。

3時には持ち寄りのお菓子を食べて、満腹になって、
暗くなる前に帰るために、4時頃に帰途についたのですが、
車を走らせてまもなく、道路が雪崩の雪で埋まっていました、
この季節に山道を走るときは、スコップを乗せていますが、
一人で雪崩を片づけるのは大変なので、応援を呼んで、
8人掛かりで除雪して、なんとか通ることができました。

山の中では、この程度の雪崩はよくあることですが、
もしも車体の横から直撃されたら、横の川に落ちるかも。
この高さで転落すれば、無事では済まないだろうし、
姫が乗っていることを思えば、無事を感謝するしかない。
一歩間違えれば、すぐに人の生死に関わるから、
どんなときも、五体と五感を磨いておきたいものです。