おともだち?

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我が家の姫は誰に似たのか、人が大好きです。
特に子どもを見かけると、自然と寄っていきますし、
公園などで、遊んでいるよその子を見つけると、
片言で「おともだち!、おともだち!」と言いながら、
近づいていったり、追っかけたりします。

同じくらいの年齢だと、まだ保護者と一緒なので、
逃げ出して保護者に隠れるか、反射的に抵抗されます。
少し年上だと、一緒に遊んでくれたりもしますが、
「ともだちじゃないよ!」とか言われて、拒否されたり、
邪険に追っ払われることもあって、戸惑っているようです。

もう少し年上の小学生になると、子ども同士で遊んでいて、
姫は一緒に遊ぶには幼すぎるのですが、女の子の場合、
自分たちの遊びを止めても、相手をしてくれたりします。
男の子はそうはいかなくて、逃げていくか、
邪魔だからと追っ払われるのが、いつものことです。

つまりまあ、姫はすぐに「おともだち!」と言って、
相手と一緒に何かしたり、手を繋ごうとするのですが、
これがうまく成功することは、どちらかと言えば珍しい。
そんな姫が、1歳年上の男の子と知り合いまして、
自分から「おともだち!」攻撃を仕掛けて、成功しました。

最初はなかなか、手を繋いでもらえなかったのですが、
一緒に玩具の車に乗ったり、遊んだりしたあとで、
自分から手を出して、相手の手をうまく捕まえたのです。
男の子もまんざらではないようで、嬉しそうだし、
こうして写真を見ると、なんだかお似合いに見えてきます。

男の子と女の子は、何が違って何が一緒なのか、
「男女性より個性が大事」、とは思っているのですが、
その個性にも女性特有のものはあるし、男性特有もある。
男どうして遊ぶ楽しさ、女同士の気安さもあれば、
男と女ならではの、刺激的な高鳴りだってあるでしょう。

その何が本質で、何が社会的に作られたものなのか?
ジェンダーなどの考え方もありますが、何かもう少し深く、
男であることや、女であることを楽しめれば、
人生はぐっと豊かなものになるような、気もするのです。
姫はどんな人に、どんな女性になるのでしょう。