今年は平地が美しい！

 

この一ヶ月間に、あちこちの紅葉を見て回りましたが、
今年は山間地よりも、平場の紅葉が色鮮やかで美しいようです。
たまたま僕の見た地域が、そうだっただけかも知れませんが、
この写真の紅葉は、実際にも見事に美しく色付いており、
これぞ紅葉！と思わせる、すばらしい景色が見られたのです。

写真を撮った場所は、高岡の古城公園の一角なのですが、
ここは毎年美しく、春には桜、秋には紅葉の名所でもあります。
公園の中には入り組んだ形の池があって、そこに映る紅葉も、
万葉の風雅を思わせるに十分な、紅葉の錦が広がります。
高岡は以前から、万葉の里として整備が進んでいますから、
公園も当然、万葉の風雅を求めて作られたものなのでしょう。

秋が深まれば田畑の収穫も終わり、ゆっくりと出来るはずが、
実は最近何かと野暮用が忙しく、あまり落ちついて暮らせていない。
清水妙の田んぼに、脱穀トウミの道具を置いておくために、
小さなプレバブをもらったはいいけど、設置がけっこう面倒で、
その了解を取ったり、基礎のブロックを並べてみたり。

あるいは今月３０日に、氷見の下田子地区で行われる、
地域活性化のイベントで、自然農の魅力を伝える何かをする。
そのための協力者の手配とか、具体的な打合せもあれば、
自分が試食的に出す、ブレンド古代米の準備だってあるのです。
さらに収穫して干してある小豆や、サツマイモの管理や、
せっかく取った様々な種子の、管理のことも頭にあるのです。

これらを少しずつこなしながら、その合間には図書館に行って、
好きなＤＶＤや本を借りて、けっこう見ているから時間が過ぎる。
毎週金曜日には、TUTAYAで無料の映画レンタルがあったり、
火曜日にはアピタで買い物をして、自然農仲間の手伝いもある。
そして天気が良ければ、山に海にと車を走らせているのです。

こんなに忙しくしなくても、よさそうなものではあるけど、
まだ体が動くのだから、動かせるだけ動かしたい気持ちもある。
どうせ動くなら好きなことをやって、美しいものを見て、
それで新しい未来へ繋がるようなことを、少しでもやりたい。
そんな気持ちで動いていると、いつのまにやら忙しくなってしまい、
また活動を整理しながら、また新しいことを始めたりするのです。