裏で動くプログラム

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最近僕のパソコンでは、僕の意に反して、
わけのわからないプログラムが、動いています。
セキュリティ関係のものは、仕方ないとして、
WinZip Registry などは、立ち上げと同時に動き出し、
いくつもエラーを見つけだしては、警告をする。
勝手に動くなら、勝手に直してくれればいいのに、
修正してもらおうとすると、有料表示に変わります。

それでなくても僕のパソコンは、今もXPなので、
危険だ!、保証できない!、としょっちゅう警告され、
使えないソフトも、徐々に増えてきているのです。
新しいOSに変えたくても、買い換える余裕がないし、
今使っていいるソフトで、満足しているのに、
どうして買い換えなければいけないのか、わかりません。

新しいソフトが、どれだけ優れているか知らないけど、
ユーザーが必要も感じないのに、古いソフトが、
使えなくなるのは、納得できないおかしなことです。
古いソフトや古いパソコンが、勝手に使えなくなって、
買い換えを余儀なくされて、それで経済が潤う?
こんなおかしなことでは、いつまで経ったって、
人々の暮らしが、豊かになるはずはないでしょう。

新しい技術が、本当に必要なものであれば、
そのために働くのも、仕方ないことだとは思います。
だけど自分が必要でもないものを、買い換えるなんて、
無駄もいいところだし、本当に大切なものを見失います。
昔は一つの道具を、何年何十年と使い続けたから、
その間に自分の技量が加わり、努力が報われて、
同じ道具を使いながら、優れた技術も磨かれたのです。
だけど現在では、ひたすら買い換えるしかないようです。

お金を使って買うことは、何かを得るようでいながら、
実は本来自分が持つはずの力を、失うことでもある。
人間は何か一つ便利になることで、他の何か能力を失い、
その不足をまた買い物で補って、さらに能力を失っていく。
こんな繰り返しで、いつのまにか原発まで作ってしまい、
滅びることさえ、必要なプログラムに組み込まれる。
これが今の時代の姿ではないか、と思ったりするのです。

見えないところで様々なものが動き、それが利益を得る、
そんな時代には、儲かればいいと言う考えが優先し、
正々堂々と正義を求めるなんて、恥ずかしいとさえ思われる。
それで自分が納得できるかと言えば、僕はどこまでも、
正しい道を求めて生きたい、と思わずにはいられません。
それは決して特別なことではなく、自分の内なる声として、
命の価値に賭けてでも、求め続けることでしょう。
いずれ必ず死ぬからこそ、求め続ける価値なのです。