追求するもの

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ライトアップされた高岡門
 
昨日は八尾で、全国大会の最後の打合せがありました。
いよいよ今週末には、日本全国から自然農従事者が集まって、
自然農に何を求めるのかを、明らかにしようと試みます。
6月から何度となく集まって、話し合いを続ける中で、
スタッフはそれぞれ、自分のレベルで考えを深めてきており、
全国大会は、その集大成のようになればいいかとも思う。

僕自身のことを考えると、このブログを書き始めたときには、
すでに自然農を始めてから、何年かは経っていたのですが、
今ほど深く考えないで、問題を起こさない生き方を模索していた。
しかし続けているうちに、単に問題を起こさないのではなく、
生きることの様々な喜びが、実感を持ってわかるようになった。
これはとても大きなことで、多くの人に伝えたいと思ったのです。

人が何故ここにいるのかは、実は誰にもわからなくても、
ここにいて幸せになる方法や、生きる喜びを見出す方法なら、
自然農を続ける中で、少しずつわかるようになってきたのです。
この自然農とは単なる農法ではなく、命の在り方を考えて、
どのように在ればいいかと考える、生き方自体に実態があるから、
何年も続けていれば、次第に自分の根っこも見えてくるのでしょう。

2年ほど前から、ブログの全盛期が過ぎたことを感じて、
やめてしまおうかと何度か考えたのですが、今も続けています。
世の中は技術革新が激しくて、特にネットの世界では、
新しいネットワークが主流になって、ブログ人口は減っている。
プロバイダーの統計では減っていなくても、使われなければ、
あまり意味もなく、ただうち捨てられた廃墟のようになるでしょう。

だけど僕は、もう新しい道具を欲しいとは思わなくなっているし、
インターネットとブログを使って、情報交換を続けたいと思う。
略されたコミュニケーションよりも、しっかり言葉を使って、
お互いに納得のいく対話によって、理解を深めたいと思うからです。
時には誤解をしたり、おかしな解釈をしたりする人もいるから、
これが現実世界に近い、リアルなバーチャル世界だと感じるのです。

おかしな人はどこにでもいて、時々僕のブログも荒らされますが、
できればコメントは、自由に書けるようにしておきたい。
そのうえで対話の成り立たない人は、削除するしかないけど、
その程度の管理はやらないと、他の訪問者にも迷惑だと思うのです。
したがってまだしばらくは、今の状態でブログを続けますので、
皆さんエチケットを守りながら、自由に参加いただければ幸いです。