ちょっと秋晴れ

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昨夜から今朝は、あまり天気が良くありませんでしたが、
昼にはすっかり晴れたので、午後は3人で畑へ行きました。
出掛けに姫は、玩具の車から玄関に落下してしまい、
顔面を口からコンクリートにぶつけて、泣き出しました。
普段は転んでも倒れても、まず泣かない姫ですから、
よほど痛いか驚いたか、しばらく泣き続けていたのです。

上唇を少し切ったようで、次第に腫れてきましたから、
オロナインをちょっと塗って、とりあえずそれでおしまい。
すぐに泣きやんだので、いつも通りに車に乗せて、
頼成の畑まで、植えた野菜の手入れに行ってきました。
なにせ唇ですから、姫もおかしな違和感があるのでしょう、
いつものようには元気がないし、唇を気にしています。

傷自体はさほど大きくないのですが、どうしても触るので、
畑には長居をしない方がいいと思って、早めに帰宅しました。
それでもカブの間引きや、大根の虫取りは忘れずにして、
ナス、ピーマン、アサツキ、ホオズキなどを収穫しました。
姫も一緒にホオズキを取りましたが、傷が気になるようなので、
僕らも心配になり、長居をせずに帰ってきたのです。

姫の後ろにあって、姫よりも背丈の高いのが香り米で、
背が低くて、すでに実りの重さで頭を垂れているのが赤米です。
見ての通りの凸凹で、同じ早生稲でも背の高い低いがありますし、
晩稲も同じことで、背の高いのが早く実るとも限りません。
特に古代米の場合は、太いの細いの高いの低いのいろいろで、
成長の仕方だって、面白いくらいまちまちなのです。

田畑は早めに出て、秋晴れの空気を吸いながらのドライブは、
気持ちはよかったのですが、やはり姫の唇が気になります。
急いで帰宅したあとも、なるべく傷口に触らないよう、
アンパンマンのアニメを見せて、そちらに気を向かせます。
だいぶ腫れはしましたが、傷が残るほどでは無さそうなので、
今回もまた病院へは行かずに、様子を見て終わりそうです。