記録は記憶

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釣果も記録
 
Yahoo!ブログを初めて、9年以上が過ぎました。
最初の頃は、ホームページの日記更新と同じように、
毎日の記録を残そうと思い、書き始めたのですが、
日記として出来事を書くだけでは、物足りなくなって、
今ではその時々で考えたことも、表題を付けて残しています。
映画や本の感想記事や、「考える糧」に書いてきたことが
その代表的なものになりますし、イベントの紹介などもある。

そして年月が過ぎると共に、書き残した記事は記録になり、
僅かにうろ覚えのことなどを、検索して読んだりする。
内容によっては、ブログ内検索で見つかることもありますが、
記事の表題だけでは見つからず、内容検索をしてみたり、
場合によっては、「考える糧」の記事を全部出してみたり、
いつ頃の記事か思い返して、その年月の記事をチェックします。
その場合は、写真の一覧なんかも役に立ちますね。

僕はその日の記事を書くときに、なるべく内容に関係のある、
どちらかと言えば連想しやすい画像を、載せるようにしています。
本や映画の場合は、題名を忘れても画像で思い出せるし、
画像が持つ「瞬時に繋がる」感覚は、理屈ではないのです。
記事の画像はもう一つの表題であり、内容を彷彿とさせるのが、
ベストな画像の作り方だと、今ではそう思っています。
9年のあいだには、そうではない画像も使いましたけどね。

こうして残されたブログ記事は、年月が過ぎるにつれて、
次第に大切な記憶の一部になって、残されることになりました。
なにしろ日々の出来事や、いつの日にか考えたことなどが、
記録としてブログにあるので、忘れても見ることができるのです。
うろ覚えのことも、ちゃんと記事にして書いたことであれば、
探し出せば、当時と同じ感覚が蘇ってくるありがたさです。
こんな便利なものを、使わない手はないでしょう。

ちょっと昔であれば、3年日記とか5年日記とかがあって、
昨年の同じ日、3年前5年前の同じ日に何があったか、
すぐに確認することができたのと、同じことかも知れません。
だけどそれには、写真などの画像は載らなかったはずだし、
いつ書いた内容か思い出せなければ、今のように検索もできない。
月々の接続料金は掛かるけど、ブログなしでも掛かる費用だし、
ネットを利用する限り、ブログも使えばいいでしょう。

記事にはまれに、無意味な難癖を吹っかけてくる人もいて、
鬱陶しくなるときもありますが、記憶の整理には欠かせません。
様々な公式の会議などは、必ず議事録が付くことで、
将来においては、書かれたことが「あったこと」になる。
歴史上の記述などは、必ずしも事実をそのまま書くのではなく、
編纂者が時の権力者におもねいて、記述した歴史もある。
僕の記事は僕の記録となり、やがて僕の記憶になるのです。