いっぱい体験しました♪

 

今年は姫も歩けるようになり、いろんな場所へ行って、
いろんな体験をできたので、姫も楽しそうでした。
まだ１歳半の手前なので、どのくらい覚えていられるか、
たぶん来年には、ほとんど忘れているかも知れない。
それでもこうして、多くの体験をできたということは、
何かしら姫の生命力をも、強くしてくれる気がするのです。

乗り物だけでも、飛行機、レンタカー、高速船、
フェリー、電車、バス、といろいろ体験してきました。
世界遺産のグスクや、ちゅらうみ水族館、ヤンバルの自然、
そしてリゾートホテルから、安宿まで泊まりましたし、
何といっても美しい海で、たっぷり一緒に遊んできたのです。
これだけの体験は、もうしばらくはできないかも。

もっと理解力が付いて、物事がわかるようになって、
それぞれの価値がわかってから、行った方が良かったかも、
そう思わないでもありませんが、先入観がつくのも恐い。
今なら素直に感動するし、まだ自分が何者かわからないから、
見たものを判断することも、ないだろうと思うのです。
あるものをありのままに、受け止めて育って欲しい。

いつか姫と一緒に、海を潜りたいと思っていますが、
なにせ僕は若くないので、可能性は高くはありません。
望みが叶ったときは、素直に喜びたいとしても、
あまり多くは望まずに、今の現実を大切にしたいのです。
２週間の旅をするうちには、時々ハッとするほど、
姫がもう赤ん坊ではない、人格を持って見えたりしました。

わがままを言ったり、すねて言うことを聞かなかったり、
それでも親子というのは、絶対的な信頼関係でしかありえません。
世界のすべてを受け止めようとする、小さないのちの試みを、
僕らは優しく受け止めることで、優しい子が育つと信じています。
僕は自分が旅によって育ったから、姫にも旅を経験させて、
いつか自ら旅立つ時を、応援していたいと思うのです。

２０１４年の沖縄旅報告は、いちおう今回で終わりにします。
だけどお気に入りの写真もたくさんあるし、エピソードもある。
既に僕は日常生活に戻っていますが、もう来年の旅も考えて、
今度はどこで、どんなことを見せようかと思案しています。
石垣島には、姫を家族のように大切に思ってくれる人もいるし、
来年はできれば石垣島の常宿で、ゆっくり時間を過ごしましょう。