お散歩

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1年と4ヶ月が過ぎて
よく歩くようになりました
ちょこちょこ危なっかしいけど
きみは歩けることが嬉しくて
世界のすべてが面白い

興味津々でどこへでも
何か目新しいものを見つけ
ちょこまか歩いていくのです
たったそれだけのことが
奇蹟を見たように嬉しいようで
僕も思わずついていきます

日々毎日世界と出合う
それほどの感動を僕らは忘れ
あたりまえに退屈になっているけど
新しいいのちは何を見ても新しく
輝いて見えるのは何故なのか
実はいつだって輝いているものを
僕らの目が曇っただけなのか

さあ ついて行こうか
きみが興味を持って近づいていく
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
その姿を見守っているだけで
自分が神様になったような
きみが神様なら僕はしもべで
お守りをさせていただくのです

花を見つけて近づいて
虫を見つけて追いかけていく
ゆれる草の影をじっと見詰めて
きみは何を考えているのか
太陽のめぐみが世界を照らせば
しあわせが内側から光り輝く

一昨年の今頃でしょうか
きみはようやく母のお腹の中で
生まれてくる準備をはじめて
去年の1月に生まれたと思ったら
今年はもうこんなに歩いている

ありがとうね♪
こんな幸せを産んでくれて
ぼくの妻になってくれた人にも
ありがとう♪